言ノ葉ノ世界 - ちるちる (original) (raw)
『言ノ葉ノ花』のパラレルワールドということで、ストーリーがどう展開されるのか楽しみでした!原作未読。
『~花』の時は受けの余村が心の声が聴こえる設定でしたが、今巻は攻めの仮原が聴こえる設定。
仮原役の三木さまは、仮原の擦れて捻くれた感じを、さすが違和感なく演じられてます。個人的に三木ボイスは聴けば聴くほど好きになってしまうぅぅ。藤野役の平川さまは、キーは高めでした。地声よりも高いラインをキープされてて大変な役だっただろうなぁと。すごくイイ人で、でもイイ人すぎてイラつく感じというのも理解できなくもない、ピッタリのトーンだと思いました!
他人の心の声が聴こえることで肉親にも疎まれてきた仮原は、ずる賢く人を利用して生きていた。
悪い印象で登場する仮原ですが、人を信じることを諦めるしかなかったんだと思いました。
でも。純粋すぎる藤野が騙されやすいことへの苛立ちや、騙す奴らに怒りを覚えるのは、仮原自身に良心が脈々と流れてるからだということを表していて、その相反しすぎるパラドックスが終始切ないです。
本当の優しさをどこかで諦めきれない辛さを持っているからこそ、悪くなり切れず、藤野の優しさに惹かれていく。
そして、あまりにまっすぐな藤野を汚してみたい衝動と、どこかで何かに縋りたい自身の虚無感から藤野に迫る仮原。
その時その想いが、恋ではなかったにしても。
仮原に芽生えた想いが、藤野を求めていることだけは確かだったんだなと感じました。
DISC1ラストトラックの三木さまの熱演が怖いくらい迫ってきて…。
切なくて苦しかった!!三木さま演じる、紛れもない裸の仮原でした(涙)演技幅さすが三木さま!泣けました(>_<)
DISC2からは仮原が藤野の心の声を聴くのが怖くなっていく。
相手を想ってこそついた嘘なのに、その嘘に苦しめられる。
仮原は心の声が聴こえるせいで、失ってきたものがあったのは確かで。
でも心の声が聴こえることで、失おうとする必要なんてなかった。
本当はどんなことも相手を大切に想うことの障害にはならないんだと、大切なことを改めて気付かされました(号泣)
自分とは何か。他人とは何か。
信じることはどういうことか。
いろいろな想いが心に浮かんでくる、考えさせられる深いお話でした。
前作の二人の恋を匂わせるエピソードを敢えてはめこむ、という粋な演出も素晴らしく、最後までしっかりとしたストーリー展開でした。人と人との本当の繋がりを問う…壮大なテーマを孕んだ素敵な2枚組です。
切なくも真摯なピュアラブ♪
恋の切なさが欲しいときにぜひに。
言ノ葉シリーズCDの醍醐味は、心の声がエチシーンにも効果的に表現されていること♪
平川さまの喘ぎが2倍増し♪w蕩けてる状態での台詞数が他CDより多い!
三木さまの攻め喘ぎもナイスクオリティー!\(^o^)/
エチシーンは1枚目で2回。
2枚目で1回♪
はぁ。エロかったぁぁ♪♪結構エロ指数高め。そして幸せぇ★
前作でもBGMは良かったですが、今作もバッチリ素敵♪阿部監督安心クオリティ☆すごい好きなメロディーだったので、再利用されていて今回も堪能できました。
そして仮原が藤野をイメージするときに流れるカノンが、とても効果的でした!
暖かで優しく穏やかに流れるメロディーが、藤野のへの憧れや尊敬を、甘やかに醸し出している。仮原が求める暖かい日向のイメージが流れ込んでくる印象的な場面の数々でした。
占い師として登場する神谷さまの演技がまたも神でした!最初から設定上キーマンなのは分かりますが、神谷さまの技巧がさらなる存在感をアップさせてます。
そして私はラストの小野さまの演技が大好きです!(ToT)/
優しいだけじゃない、諭すようにしっかりと噛みしめて話すシュウにやられました(涙)
ラスト感動(涙)小野さまの優しくも強く揺るがない口調が、涙線をキュンキュン刺激してきます。当たり前のことのようにいろんな作品に描かれている心理描写なのに、好きな人に優しい言ノ葉を紡いで貰えることが、こんなにも心温まることなんだと心の深部を掴まれるような想いがありました。大事なのは言葉そのものではなく、それを大切に紡ごうとする心なのだと。
前作ファンの方も聴いて欲しい!!お二人の存在感はすごい★
出番は少なくても、とてもとても大切なものを感じさせてくれます。
恋がしたい♪どんなに痛くても、また恋がしたくなるお話。
■巻末フリト(平川/三木)◇別録(神谷)(小野)
■特典フリト(23分)(司会:平川/三木)◇別録(神谷)(小野)
平川さまの役作りにアドバイスされたという三木さま!かっこよかった!!!
実はこの作品の主役は神谷くんだ!!という三木さまに同意する平川さまw
たしかに。そうかもですねw
結構フリトにしては皆さまシリアスに語ってらっしゃる素敵なトークでした。
どのキャストさまもやりがいある作品だったと評価されてました♪
心の声が三木さまはたまに聴こえるときがあると…サラっと言いましたよ?霊感とか強いのかな?す、すげー。。
神谷■キャラと共感する部分について、ご自身もひねくれ者だそうで共感まではいかずとも分かるなーという部分もあるそう。世捨て人的な役を対強大な三木さんと演るので大変だったようです。神谷さまのトークは一人でもいつも安定感。スラスラ言葉が出てくるのがすごい。そして本人居ずとも小野さまをイジるのも忘れない。巧い♪
小野■イイ声ラインで話すテンパり気味小野様w個人的に小野さまの一人しゃべりは心許ないヘタレっぷりが好きですwツッコミを求めてしまうMな姿が微笑ましいw神谷さまカモンw