大正メビウスライン 帝都備忘録 - ちるちる (original) (raw)
評価辛いですが、全体的にファンなら買って損はない内容です。
FDとしてはボリュームはまずまず満足。
個人的には普段音楽に注目しない質ですが、追加された音楽の親和性とクォリティが印象に残ってます。
スチルはクォリティあがってます。
ミニゲームいりませんでした。
特徴としては、
○共通ルートなどは無しで、スタート画面選択制で好きな攻略対象のルートが選べる。
○本編からの時間経過はキャラにより異なる。
○各攻略対象のベストエンド後のストーリー。
○バッドエンドなし。
○基本選択肢3つで、選択肢の難易度は低。
○基本2エンドで、ミサキ、双子ルートのみ2エンド後に選択肢追加で3エンド。
○本編に比べてかなり甘め。
本編で好きなキャラ
時雨>千家>ミサキ>館林
FDのプレイ後 好シナリオ
ミサキ>千家>時雨&館林&双子
ボリューム
ミサキ≧千家&時雨&館林>>双子
甘さ
館林>千家≧馨≧時雨>双子他ルート>ミサキ
ベストエンド主人公の幸せ度
館林&時雨&馨>>千家>双子他ルート>ミサキ
時雨
本編、CDともに1番好きなシナリオとキャラだったので、期待しすぎた部分が…^^;
事件の規模と真相と解決のプロセスが不満です。
2人が解決に乗り出すと言うほど行動するわけでもなく、あっさり解決してしまうので…盛り上がりにかけました。
ただ、ダチップルの楽しい掛け合いは健在ですし、シナリオに不満はありますが、買って損はありません。
ファンとしては時雨のOP?というか、1番最初の御霊送りの儀式エピのスチル&音楽&台詞つきの導入部分が神レベルでした。
ここだけミサキ並みに明らかに贔屓されてます。
それだけでも大満足。
千家
本編に比べて糖度高いです。
そして千家が可愛くなってます(ヘタレたと言うことではない)。
あいかわらずの距離感のカプですが、愛だの恋だの言わなくても、端からみたら甘々です。
本編がビターすぎたので、こちらはハピエンに感じるくらい甘い。
シナリオもFDのなかでは好評価です。
館林
今回の糖度担当です。
終始いちゃいちゃしてます。
本編が糖度低めだったからなのか、かなり力が入ってます。
館林も本編よりも分かりやすい肉付けがされていて、本編での分かりにくい地味な印象が軽減されてます。
事件の規模がルートの中でも1番大きいかも?
あと、このルートは成長した天司様とのやり取りが見れます。
双子
流され受けですが、無理はありません。
他に比べて短めですが、十分満足できました。
ルートは薫、馨、3P、の3パターン。
薫は小悪魔攻め、馨は初々しい初体験、3Pは2人から愛される無理ない流れでした。
薫の立場が微妙なんですが、鬱にならず切なすぎずいい余韻のラストです。
ミサキ
感動/切なさ担当。
シナリオが一番良く、とくに終盤は泣けます。
私はミサキルートの主人公の性格がかなり苦手(むしろ嫌い)なんで、基本主人公にイライラしてましたが、それでも1番良かったです。
後日談で主人公が1番成長してます。
内容は本編でうやむやだった、神と人との恋愛による葛藤や問題が深ぼりされています。
ネタバレしたくないので割愛しますが、エンド3つでどれも完全なハピエンとは言えません。
ハピエンとビターエンドの中間といった所です。
本編の千家ルートよりは幸せ感あるエンドです。
ベストエンドはもう少しご都合主義でも…と思わなくはないですが、シナリオの中条ローザらしさが出てるなぁ、みたいな。
個人的には追加選択肢の3つ目のエンドの後日談をもっと見たかったです。
ミニゲーム
ゲームをクリアするとミニキャラによるちょっとした対談?が見れます。
SSと言うほどのボリュームは全くなく、ストーリー性もないので対談と言ったほうがいいです。
正直、大臣民はクリアしましたが、煎餅序盤せで面倒臭くなり…投げました。
ミニゲームディスクより本編のボリュームに容量割いて欲しかった…。
ミニゲームのオマケが後日談とかならやる気が出たのに…。