ジェラテリアスーパーノヴァ - ちるちる (original) (raw)

左右逆でも多分成立したけど、これでよかった!

佐藤さんのアンニュイな大学生は、原作のすっきりとした雰囲気にとても合っている。
いや~ヤバイヤバイヤバイ。
濡れ場の落差!!
滅茶苦茶可愛くなる…ここまで高音で女子喘ぎの佐藤さんは初めて聴いた。
こんな声も出るの…。どこまで引き出しがあるの…。

確かに通常とえっちでギャップのある子だとは原作にも描かれているけど、
ここまで思いっきり振ってくるとは思わなかった。
なにこれ…佐藤さんすげえよ…。

古川さんはえっちのときの声がエロオヤジみたいだけど、私はこれくらいはアリだと思う。
リーマン×学生、かなり援交感のある絡みが最高(出会い系で知り合っているけど援交ではない)
「可愛いね…」はエロオヤジというか援交オヤジというか、むしろ井上和彦というか…w
いや大いにアリなのだが。

友人たちのギャハハ系のノリはまあいいとしても、佐藤さんの声より手前に来ないように音量or距離を考慮してほしかった…。
里谷くんが体温の低そうな淡々とした子だから余計に。

原作を読んだときにも思ったけど、19歳の子の人恋しさが愛しいなあ…。
不安定で無邪気で危なっかしいけど、可愛い。
でも本人はそれを認められなくて、出会い方も本意ではないだろうから、向こうから「会えなくて悪いね」と言われると、
まるで自分が会いたがっているみたいだから「腹立つ」と思うのが、もう、可愛いなあ。大人からすると。
相手の28歳も、このときキュンときたはず。
佐藤さんの匙加減で、このあたりは伝わってくる。
こういう細かに感情の機微を掬う演技で、二人の揺らぎが見えて、ストーリーに感情移入できる。

不毛なことを繰り返しているようで、不安定な大学生は気持ちを持て余し、28歳の大人はそれも悪くないなあ…と惹かれていく。
なんてまとまりが良いのだ。

原作を読んだときに教科書のようなきれいなBLだと思った。
凄く好きです。

怠惰なセックスの合間に、友達と里谷、kioとsato、男子と女子、大学生と社会人…様々な対比をしながら、二人が意識したり関係性を詰めたりしているのもちゃんとわかる。
ちゃんと話も上手いと思う。

しかしまあ…このCDは、佐藤さんがファンタジスタだわ。
その一言に尽きるわ。
佐藤さんの喘ぎが緑川さんぽいと言われるのはわかる。
ジェラテリアの佐藤さんは(緑川光+鈴木達央)÷2くらいのプロ感があるw

いくのがとまらない表現が最高すぎた…
切れ切れの声を溢す途中で、唾を飲むでしょう?
素晴らしいね…(このくだりの古川さんの台詞の言い方もブラボー)

想いを確かめ合ったあとの、初デートの愛くるしいこと…なにこの子…。
そしておせっせ…。
始まるまでが最高可愛い…なんというピュアラブ…。
始まっても最高可愛い…エロい…。

佐藤さんの受けは絶頂が長引くタイプですね。
女の子みたい…なにそれ可愛い…。
最後の絡みにそういう記述はないけど、キャラ(前述のシーン)を反映させての演技だろうか?
素晴らしいですね…拝んだわ…。

フリトは古川さんの初めて物語w微笑ましいですw
「初めてを捧げた」と言うけどDTのほうだからね?w

二人とも原作をよく読んでいるなあ…。
原作が好きで、続編への意欲もあって、うれしいね。

古川さんは妙なテンションですね。
楽しかったのかな?

ともかく佐藤さんの受けっぷりに度肝を抜かれた1枚。