「きこえる?」特装版限定小冊子 - ちるちる (original) (raw)

特装版の小冊子。有償ではありますが、税抜きで130円ほどのお値段アップなので、ぜひぜひこの小冊子付きの特装版をお勧めしたいです☆

内容はすでに書いてくださっているので感想を。

まず、表紙がとても綺麗。優しい色遣いに、ニュアンスのある紙質。本編の「きこえる?」の優しい内容ととても合っていてすごく好きです。

そして16Pの小冊子なので、読みごたえがありました。

本編で初エッチをした後、二人になるのが恥ずかしい樹くんはユノとのデートの際に友達の拓真くんも呼んでいて。
ユノと、拓真くんの、ある種「同士」といった雰囲気がとても好きです。人見知りで、純粋な樹が心配な『お兄さん二人組』って感じで。もちろん樹への感情の種類はちがうけれど、それでも樹への愛情はどちらも本物。

で、あくまで「友達として心配」している拓真くんのほうがしっかりしてる。いろいろなことがよくわかっているナイスガイでカッコよかった。

対してユノの方はというと、樹の恥ずかしい気持ちもわかる、拓真とのことを心配しているわけでもない。が、そこは恋人として若干のやきもちを焼いちゃうところが非常に可愛かった。

後半半分はエチシーン。
橋本さんらしい、きれいな絵柄のがっつりエッチなのですが、樹がピュアっ子なのでエロいっていうよりほのぼの、っていうか…。事の最中に、
「ユノさんの 声が好き」って言うとか。
ユノに「君が好きでたまらないってはなし」と言われて枕で顔を隠しつつ(これがまた純情っぽくてたまらん!)「お、おれもです…」っていうところとか!
樹くんのウブっぷりが非常にまぶしかったです。

本編では少なかったエロがたっぷり。
が、エロいだけではなくて、純粋な樹くんと、大人であろうとしているのに樹くんを目の前にするといろいろぶっ飛んでしまうユノが描かれていて、非常にほっこりとする、可愛らしい小冊子でした。