ロマンティック上等 - ちるちる (original) (raw)

情に厚いお人好し×腹黒ビッチ。
でも色っぽい×切ないから佐藤さんも松岡さんも素晴らしい。
このトーンの松岡さんが好き。なんでこんなにチャーミングなんだろう。

原作を読んだときは男の子が「そろそろアレなんだあ」と言うのがエロすぎたが
CDは「ほんとにそろそろきそう」が…そんな熱っぽい吐息で言わないで(言って)
「発情期楽しまないと損でしょ」でトドメ。エロすぎるがな…。
これに抗える人がいるならそれは人ではなく石です。

「じっとしろっつってんだろ」と言われて指を挿れられながら上げる声が扇情的すぎる…。
なにこの兵器。
「我慢できない」の上擦った声とかさあ…この臨場感。
ただアンアン言っているのではなく、ちゃんと抱かれている感じがする。なにこれ…。
もちろん挿入されてからの掠れた声も素晴らしいですよね。

自在だなあ…。松岡さんって死ぬほど上手いっていうか、
確実にこちらを殺しにくるね。アッパレ。

まだ開始10分、トラック1の途中。幸せだなあ…。

駅人と計のぶっちゃけたやり取りも好きです。
駅人には共感できないけど、人でなしとして立つキャラ。
計はリアリストだけど、やっぱり夢見がちなのがいじらしい。

回想シーンの若い二人、発情期でしんどいときの演じ分けも細かい。

「おしりさみしくて死んじゃう」がキラーワードかもしれないけど、
そこに至るまでの切羽詰まって言い募る様にグッときた。
緊迫感のある切ないBGMに「これで最後だから」と告げて始まる濡れ場は甘くなくて、
硬質な態度の佐藤さんの変わりっぷりが雄っぽくてイイ。

「僕より美人で料理が上手くて床上手なの?」
正直だなあ。こういうところに好感が持てる。

初めてのαとの発情期セックスに戸惑いながら乱れる計ちゃんは最オブ高でしたね…。
拒まなければと頭では思うのに挿れられちゃって
「やめないで、やめて」の破壊力よ…。
その前の「でも、でも、でも…!」が効いているし、
ここまでガンギマリ状態の受けちゃんの演技って初めて聴いた。
マーヴェラス…。

酩酊状態で呂律の回っていない感じ、鋭く上がる嬌声、
否定の言葉を吐きながら身体は翻弄されまくりなのね…。
はあ…。松岡さん最高かな…。
ここで「あかちゃんできちゃう」「たすけて」まで入り、
オメガバースと森羅万象に感謝することしかできない…。この世界は美しい…。

「生意気なビッチのくせに一途ぶってて可愛い」
禿同。
駅人おまえ計ちゃんの理解度高いな。

このαとの発情期セックスよりクライマックスに相応しいシーンを
次継と計ちゃんで見せなければ物語が成立しないので大丈夫か?と心配したが、
合鍵で入ってきた次継が計ちゃんを詰める
→「僕だっておまえのものになりたかったよ」でもう満足。

佐藤さんの怒気&涙声で怒鳴り返す松岡さんの迫力よ…。
緊張感が心地好くて、濡れ場だけが見せ場ではないと証明する演技。

いやあもう充分なんですけど「ギュッてして」と繰り返すのがハチャメチャ可愛いし、
「次継の子供つくらせて」だし、
「妊娠するかわかんねーぞ」「するまでして」「あのなあ」だし、
まあ期待は高まるわけですが、前戯がないのはいいとして、
挿入されて吐くところに変なSEは要らないのでは…。
松岡さんの演技だけでわかるし、ドプッという音が合っていない。

BLの濡れ場で
「子供ほしい。そしたら一人でも頑張れる」
「俺をどんな無責任なやつだと思ってんだ。籍入れよう」
という会話がオメガバースならでは。
私は一体何を聴いているんだ…と多少面喰らうが…。

「子供を作るってことは家庭を作るってことだろ」と道徳的な話をされるが、
この人たちは今おせっせの真っ最中…。

「籍入れたから」「まじかよ」
「長い人生一緒にいれる人を探せば?」「計ちゃんたちが特別なんだよ」は胸のすく思い。
「次継のこと幸せにする」はBLならでは。
「僕のことお嫁さんにしたこと絶対後悔させない」は何とも言えないがww

トラック7の絡みが甘くなかった件は、アフターストーリーできっちり回収。
松岡さんの咥え喋りは拝むしかない…。上手すぎるだろ…。
安心しきった幸せなおせっせで、
感じ入った涙声で「よかった…。次継のおちん○ん気持ちよくてうれしい…。
好き…全部好き…」は反則。爆発する。

最初から最後まで最高です♡♡