インディゴブルーのグラデーション - ちるちる (original) (raw)

来月第3巻が発売されるコミックス『ブルースカイコンプレックス』シリーズ番外編。

「お母さんが出かけた」という寺島からの知らせと同時に、すごいタイミングで彼の家に到着した楢崎(出待ち…笑)。これからセックスするんだなと母親に思われたらイヤだという、気にしぃな寺島がかわいいのです。ふたりともTシャツにパンツといういつもの楽そうな感じ、しかし寺島は鎖骨が目立つ服がよく似合いますね。

ベッドではしょっぱなから色気全開の寺島、そして彼は楢崎煽りの名人だよね...なシーンの連続です。相変わらずHシーンは終始しゃべりっぱなしに思えるふたりの汗だくエッチ、盛り上がってました!乳首攻めに最初はくすぐったいと笑っていたのに徐々に声が出てしまい、自分の声を気にする寺島(しかも俺ってけっこう声が出てるよね?と楢崎に訊く)。楢崎に慣らしてもらいながら、例の家庭教師との初体験のことを聴きたがる寺島…。

「初めての時ガツガツしすぎて怒られなかった?」と訊いたりしてどこまでも "確かめたい" 寺島。
「惚れてしたわけじゃないし、勢いでガーっとなったりもしなかった」と答える楢崎にー

寺島『なあ、俺には?』

このセリフを寺島が言ってると思うだけでめちゃくちゃ萌えます。
一方の楢崎は、寺島の初体験なんか絶対に!聴きたくない!これもいい。

終わった後は、ちょいちょいって人差し指で呼び寄せて、ぎゅっと抱きついちゃう寺島。
ふたりだけだとこんなんになっちゃう寺島がクセになるんですよね。

激しくエッチしてても基本はテンション低めなのがいい。余裕ありそうに見えて全然ないのがよく伝わってくるのもいい。セリフのやりとりがまずあっての行為にとにかく萌えます。今回は特に、その前後に萌えるかも。

どちらかといえば個人主義みたいな彼らが、2巻の時点ではすでに精神的に通じ合っていて、互いにどこか深いつながりを感じてもいる。「相手がなびくのは自分にだけなのか」いつも確認しているようなところもあって。ふたり一緒にいる空間ではひとつに感じられる...このシリーズがやっぱり好きですね。

よく見ればほんのりメタリックなパール調の表紙がとてもステキです。