魔彼 MAKARE魔は来たりて彼を堕とす 天編「Tragheit」 - ちるちる (original) (raw)

無気力系悪魔×高潔な天使という設定。
川原さんの響くバリトン。まさに美声。
白井さんは少し高めのトーンかな?
演技から、バルドを慕う健気な可愛らしさが感じられて好感。

受け→攻めへの好意が一途。
「どんな相談なのだろう」
声に嬉しさが滲んで、恋する乙女♡

内容的には、受けちゃんが攫われて、
悪戯されそうになったところに攻めさん登場!
マーリクが自身を犠牲にしたことに怒る攻めさん
「たいしたことじゃないかどうか、確かめるといい」
声の体格差!

マーリクは震えるうさぎちゃんじゃないですか~♡
好きな人が相手とはいえ、ちょっと怖いよね。
素直で幼い白井受け、可愛い…。
お説教されて、泣いちゃうのも可愛い…。

「あなたのそばにいられれば、それでよかったのに…」
「いつか、こんな形以外で、あの人の魔力が与えられる日が来るとでも…」
白井さんの健気受け…アリですね…。
彼にされたキスや行為を自分でなぞるの、萌え♡♡
それで「あの人を汚してしまった」
はぁぁ…清らか…。
禁欲的であればあるほど、このあと、乱れるのでしょう?
期待が高まる!

話の流れとしては、今度は危険な任務へ赴いた攻めを受けが追いかける。
攻め→受けへの好意も語られ、相互に相手を想うきれいな流れです。

キスで神力を奪われて飛べなくなる天使…なんという…。
そして「飛べるようになったら、追いかけます」の愛らしいことよ…。
そしてエンゲージメント。
愛溢れているなぁ…。
付き合っていないけれど。全て超越した絆じゃないですか。

半年が過ぎ、唐突に訪れた再会の時。
なんというハピエン!!
二人の弾む声から、結婚式のようなキラメキを感じる!!
しかし、そうはいかず、お話し合いを経るわけですが…
このように終盤で急に喋り出す(告白する)構成のCDは、
演者の集中力が試されるので、
聴きどころのひとつだと思います。
白井さんの柔らかな、しかし熱っぽい演技。
とてもよかった。

「私を、あなたのものにしてはもらえませんか」
「恥を忍んで言っているんです!どうか、はぐらかさないでください」
いやーもう愛しい。可愛い。
返事が「はい」(敬語)なのもグッとくる。
「いつか、あなたを守れるようになりたいと思っています。
そばにいたいんです」
対等でありたいと頑張る男同士、BLの良さがある。
設定こそファンタジーだけど、描かれるのは普遍的なテーマな魔彼が好きです。

ここからは、川原さんの大人の魅力が爆発。
カッコイイ攻め。可愛い受け。王道の絡み。

恥ずかしくて声を我慢する白井さんが最高可愛い。
川原さんの「怖くないか」逆に被虐心を煽る。

受けちゃんは初めて。
「すみません」「差し支えがあるようなら…」
健気すぎる!可愛い!
「よろしくお願いします」も、そのあとのやり取りも素晴らしい!

耐えるように、切れ切れにこぼれる喘ぎ声がエロい!
白井さんは派手な受けが多かったけど、
今回のような奥ゆかしい子もハマる!!
よくぞマーリク役にキャスティングしてくださった!!

濡れ場で交わす二人の言葉の全てが萌えの凝縮…。
演技も台詞も何もかもが最高すぎた。

「これじゃあ、いじめてるみたいだな」の通り、大人×初々しさの極み。
良さしかなかった。
初めての戸惑いに震えるのも、敏感に乱れるのも、最高。
「助けて」「許して」まで出て、
「なんというか、罪深いな…」
同感です。

高く鋭く上がる悲鳴のような嬌声が煽情的。
挿入時、ギリギリ聴き取れるくらいの言い方で
「太い」「おっきくて、もう入らない」と言っていて、
ちょっともう目頭が熱い。
細かいけど、「おっきくて」の直前「あぁ」で声が低くなるのが良すぎる。

「ちょっと…最高だな…」
わかるぜ…。

声が上擦ったり息を詰めたり、ガクガク感じているのがわかる白井さんの演技。
「怖い」「気持ちいい」と言って達するときに、
イキ声が控えめなのがまたイイ。
なにこの破壊力…。

川原さんは息や攻め喘ぎを入れない+ベッドのギシギシ音などのSEはないけれど、
それを補って余りある白井さんの乱れ具合は臨場感を生んでおり、
とにかくエロ可愛い。

総括。
良すぎて…。
最高でした。それしか言えない。