行きたい場所「被写界深度」応募者限定小冊子2018 - ちるちる (original) (raw)

「被写界深度」の上下巻の帯についている応募用紙+応募券に、自己負担金600円で応募できた描き下ろし小冊子(残念ながら応募はすでに終了しています)。

表紙+裏表紙にコミック部分は16P。
紺ちゃんがカメラマン、という事を意識しているのか、表紙がまるで写真のようなきれいなイラストです。

内容は、というと。ネタバレ含んでいます。ご注意を。

タイトルは「行きたい場所」。
時系列は本編終了後。早川くん視点のお話です。

久々のデートでドライブに出かけた二人。
行き先を決めずにゆるっと出かけた二人ですが、「写真を撮りたい」という紺ちゃんの希望で水族館に行くことに。

水族館に行った後は自分の行きたいところに付き合って。

という早川くんとともに、二人連れだって水族館へ。
水族館を満喫した二人は、その後早川くんが行きたがっていた「場所」へ赴くが…。

早川くんの行きたかった場所とはラブホ。
本編でも最後まで致していない彼ら。出かけた先で初エッチに持ち込みたかった早川くんですが―。

意気揚々とホテルへ向かった二人ですが、そこで彼らを待ち受けていた現実は男同士での利用はご遠慮いただいています、という切ないもの。紺ちゃんに抱かれたくて策を練っていた早川くんのしょんぼり具合をみた紺ちゃんが提案した案が笑えます。

結局、この小冊子でも最後まで致しておりません。紺ちゃんの野望はまだまだ達成ならず。触りっこ、そして素股どまり。

なのですが。

局部にですね、修正が一切かかっていません。あれ、これって応募するときR18指定あったっけ?と思ってしまうくらい、がっつりtnkが描かれてます。問題ないのかなあ…、とちょっと心配になってしまうくらいのがっつり描写でした。

無修正のtnkに驚きましたが、この小冊子で描かれているのは二人の仲睦まじい様子。お互いべタ惚れで、そして大切に想っている内面が読み取れて幸せな気持ちになりました。

早川くんの「紺ちゃんに抱かれたい」という願望は成就していませんし、その後の彼らの話も読んでみたいなと思わせる、素敵な小冊子でした。