ihr HertZ(イァ ハーツ) 2018年 7月号 - ちるちる (original) (raw)

ハヤカワノジコ先生と読みきり掲載された四ツ木せせり先生の作品についてのみレビューします。
そのため、こちらの評価・レビュー共に2作品のみ対象の内容です。

●ハヤカワノジコ先生「灰に瞬き」は3話目
まだまだ謎が多いですが、もしかしてあの話と繋がってる...?と思える描写がありました。
●四ツ木せせり先生「ゆきあいのイマージュ」は読みきり掲載
初めて見る作家さんなのですが、絵柄が可愛らしくお話の雰囲気もどんぴしゃに好みで、ぜひ連載が読みたいと思いました。

ーーーーーーー感想とネタバレーーーーーーー

【灰に瞬き/ハヤカワノジコ】
1話で「龍之介先生」という名前が出てきてあれ?とは思っていたのですが、今回のお話でちょっとした確信を得られました。

「龍之介」という名前は、 2017年 7月号に読みきりで掲載された「夕映えに虹」にでてくるキャラの名前です。
こちらを読んだ方にはわかると思いますが、”灰に~の「龍之介先生」≠夕映えの「龍之介」”なんです。
(夕映えの龍之介は亡くなっているため)
外見的にも、夕映えの和君が成長して、「龍之介」を名乗っているのだろうな~と予想。

ここが謎の部分であり、「灰に瞬く」の主軸となる部分だと思うんですよね。
3話では、「龍之介先生」=和君みたいな描写がありました。

夕映えが悲恋のような形だったので、和君の今後とか、この先のストーリー展開が楽しみで仕方有りません。幸せになってほしい。

【ゆきあいのイマージュ/四ツ木せせり】
ふんわりとした、エロなしの可愛いお話です。

孝太(恐らく攻め)と倫(恐らく受け)は小学生?からの幼馴染のようです。
高校生の頃に、つるまなくなりそのまま疎遠に。
5年ぶりに再会して話が進みます。

お互いに好きなのに、ちょっとした勘違いからすれ違い...その後再会して発展。
というありがちな設定ではありますが、出てくる題材やモチーフが喫茶店だったりコーヒーだったりと、キーになるアイテムが散りばめられていて楽しめました。

絵柄と話がほんとにどんぴしゃだったので、ぜひ連載された長いお話も読みたいなと思わせてくれる作家さんでした!