経営情報学部 経営総合学科 2年 川本功太さん | Chubuly Style | 中部大学 (original) (raw)
人を笑わせ楽しませたい、今は“演じること”に夢中
プロフィール
川本 功太(カワモト コウタ)さん。経営情報学部 経営総合学科 2年。敦賀気比高等学校(福井県)出身。演劇部劇団「とらの穴」に所属するほか、2024年7月には外部劇団の「客演」として3日間全5公演に出演した。また、カプセルトイなどを集めることが好きで、将来は玩具の企画・開発職に就きたいと考えている。
趣味は映画・ドラマ・落語・舞台・美術鑑賞、旅行、純喫茶巡り。大須(名古屋市)などにある喫茶店で好物のクリームソーダを飲み、写真や感想を自身のSNSに投稿している。
中部大学を選んだ理由
「実家が食品関係の自営業をしているため、幼少期から“ビジネス”や“マーケティング”の話題は父からよく聞いており身近なものでした。次第に自分もビジネスに興味を持つようになり、昔から好きで集めているカプセルトイなど玩具の企画・商品開発に携わりたいと思うようになりました。
福井県から出て一人暮らしをしたいと思い、どこの大学に行こうかと考えたとき、都会過ぎず居心地の良さそうな愛知県を選択しました。その中で中部大学に経営情報学部があることを知り、学科内に多彩に学べるコースモデルがあり、自分でカリキュラムが組めるというところに魅力を感じました。他にもさまざまな学部がワンキャンパスにある総合大学で『他学科履修』ができることも決め手の一つでした。今はビジネスにも応用できる心理学科の科目を履修しています」
学科での勉強内容
「経営総合学科では経営・情報・会計・経済・法律などを学びます。学びのガイドとなる5つのコースモデルのうち、私は経営を中心に学ぶ『マネジメントコース』で主に『現代企業論』『マーケティング論A』『企業評価論』などを受講しています。将来、企画・開発職に就きたいので、これらの科目を受講することで、消費者のニーズや今の時代に必要とされているものをデータから読み取り、戦略方法を学ぶことができます。中でも1年次に受講した『経営組織論』はとても印象に残っている科目です。この科目では、会社を経営するにあたって強い組織を作る仕組みや、従業員の労働意欲を高める施策などを勉強します。企業の実例を通して、今後自分が社会人になったときに直面するであろう問題やその解決方法を学ぶことができました」
大学の劇団や外部劇団で活躍
演劇部劇団「とらの穴」の仲間と(前列右から4人目が川本さん)
「もともとドラマ観賞が好きで役者に憧れがあり、演劇をやりたいと考えていましたが、中学・高校は演劇部がありませんでした。中部大学には演劇部があることを知り、挑戦してみようと思い入部しました。演劇部劇団『とらの穴』では、年3回学内で公演を行っています。この劇団は“役者と裏方どちらも経験できる”チャンスがあり、オーディションで役を勝ち取り役者として舞台に立つこともあれば、自分が持ってきた台本(オリジナル・フリーどちらでも)が採用され演出を担うこともあります。役を演じたときは、その役の性格やバックストーリーなどを自分なりによく考え稽古に励みました。演出を手がけたときは、役者の演技指導をはじめ、小道具やスポットライトの色を選ぶなど舞台に関するさまざまな判断を任せられるので、責任感と使命感を感じました。演出は、組織の上に立ちまとめ上げていくという点や、自分のアイデアを形にしていく点など、マネジメントやマーケティングに通ずるものがあると感じます。経営総合学科での学びが演劇に役立つ場面もあれば、演劇によって営業やサービス業に必要なコミュニケーション能力やプレゼン力が鍛えられるという相互メリットがあると考えています。
また、2024年7月には外部劇団の公演に『客演』として出演しました。劇団『とらの穴』の先輩の紹介で外部劇団のオーディションを受け、ご縁をいただきました。稽古は土曜・日曜の午前9時から午後9時までという大変なものでしたが、プロの劇団員の方と一緒に舞台を作り上げるという貴重な体験に大変刺激を受けました。私は大学から演劇を始めた初心者なので、基礎練習や発声練習から見直して稽古に励みました。他にも表現力を上げるためにセリフの言い回しを工夫し、他の方の演技を見て盗める技術は自分で分析して積極的に取り入れるようにしました。稽古では上手くいかずに悔しくて泣きながら帰ったこともありましたが、本番では悔いの残らない演技をすることができ、達成感がありました。この経験から、やりたいことに向かってまっすぐ挑戦していけば、夢は叶うと実感することができました。今後まだまだ挑戦したいことがたくさんあるので、さらなる夢に向かって頑張っていきたいです」
自分が全力で楽しむことで周りの人も楽しませていきたい
「自分の力で誰かの心を癒やすことができる人になりたいです。玩具も演劇も、生きていく上で必ずしも必要ではない娯楽ですが、心の癒やしを求めている人に私のアイデアや言葉・表現などを何らかの形で届けることができればうれしいです。経営総合学科で学んだことを、将来、企画・開発職など面白いアイデアを出す仕事で生かしていきたいです。今後も演劇を続け、自分が全力で楽しむことで周りの人も楽しませていきたいです」