HiHi Jets&美 少年、伝説の桶ダンスに挑戦 「シャッター音が気持ちいい~」 舞台「少年たち 君にこの歌を」公開稽古 (original) (raw)

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ポーズをとるHiHi Jets(左側)と美 少年(右側)のメンバー       

ポーズをとるHiHi Jets(左側)と美 少年(右側)のメンバー

ジャニーズJr.グループ「HiHi Jets」と「美 少年」が主演する舞台「少年たち 君にこの歌を」の公開稽古が4日、東京・新橋演舞場で行われた。同作は2019年7月9日に死去したジャニー喜多川前社長のプロデュースで69年に初演され、さまざまなJr.グループに継承されてきた若手の登竜門。SixTONESとSnow Manからバトンを受け継いだ11人の“少年たち”が、CDデビューへの布石となる伝説のステージに挑む。

先輩たちの汗と涙、そして生みの親であるジャニーさんの思いが詰まった伝説の舞台に、座長として出演する日がついにやってきた。会場もこれまでの日生劇場から、演出の滝沢秀明副社長が現役時代に「滝沢歌舞伎」を上演してきた新橋演舞場にお引っ越し。美 少年の浮所飛貴(19)は、ジャニーズのオーディションを受けた日にジャニーさんに誘われて滝沢歌舞伎の稽古を最前列のど真ん中から見たといい「そんなステージに今僕が座長として立てているのが感動的でめちゃくちゃうれしいです!」と声を弾ませた。

物語は少年刑務所を舞台に、「赤」と「青」の2つの房に収監された少年たちが敵対し、ケンカに明け暮れる日々を過ごす中、ある出来事をきっかけに心を一つにし、自由を求めて脱獄を決意するという筋立て。今回は、11人それぞれがどんな背景で罪を犯したかを掘り下げ、その心情を歌にして届けるシーンが加わった。

全員がボクサーパンツのみの姿で両手に風呂桶(おけ)を持って踊る名物シーン“桶(おけ)ダンス”も継承され、撮影するカメラマンのシャッター音が一斉に響き渡った。HiHiの作間龍斗(18)は「あのシャッター音が気持ち良かった~」と注目度の高さに満足しつつ「やっぱり、見えてないかなとかヒヤヒヤしますね」と苦笑していた。

高橋優斗(21)は、前日に会ったA.B.C-Zの河合郁人(33)から衝撃の情報をキャッチ。2010年から日生劇場でリバイバルした「少年たち」に、A.B.C-ZとKis-My-Ft2が出演した際、真っ先に決定したのが桶ダンスだったという。

ほかの10人が「へぇー!」と感嘆の声を上げると、高橋は得意げに「ジャニーさんがめちゃくちゃこだわっていたらしい。そういう桶ダンスも世代をまたいで受け継がれているのがうれしい。僕たちも全力でやっていて、後輩にやらせたい」と語った。歴代の座長たちは、この舞台をへてCDデビューの夢をかなえただけに「僕たちにとっても大きな目標。貪欲に追い掛けたいです」と気を引き締めていた。

公演は5~27日まで。

◇最大の見せ場は「クラッシュビート」
○…本編終了後は約30分のショータイム。HiHi Jetsと美 少年に加え、共演する少年忍者メンバー4人も出演する。最大の見せ場は、ライトアップした太鼓に水がステージ上から降り注ぐ中で一糸乱れぬパフォーマンスを披露する「クラッシュビート」だ。

演出の滝沢副社長も「滝沢歌舞伎」や「新春 滝沢革命」などのステージで水を使ったパフォーマンスを得意としており、今作での一番のこだわりだった。高橋が「『これは滝沢さんの演出だ!』と思えましたね。僕たちでは思い付かなかった発想です。でも、『少年たち』をやるって決まった後、『クラッシュビート』が最初に(特訓メニューとして)決まっていました」と明かすと、猪狩蒼弥(18)が「ジャニーさんでいうところの桶ダンスですね」と笑わせた。

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