高市氏「入閣の変更が無く戸惑い、今も辛い気持ち」 統一教会系誌での21年前の対談謝罪【全文】 (original) (raw)

高市氏「入閣の変更が無く戸惑い、今も辛い気持ち」 統一教会系誌での21年前の対談謝罪【全文】

高市早苗経済安全保障担当相が14日夜、ツイッターを連続投稿。旧統一教会系誌で約20年前に対談が掲載されたことについて、説明するとともに、謝罪した。10日の就任後初の記者会見で、2001年に世界平和統一家庭連合(旧統一教会)と関係が深いとされる月刊誌「ビューポイント」で他の政治家や政治評論家と対談したことがあると公表していた。新聞社からの問い合わせで調査し、判明したと報告していた。

【以下、ツイッターでの記述全文】(※投稿順、14日午後10時半現在)

「旧統一教会との接点の有無については、アンケートも多数届いており、政調会長在任中から徹底的に調べていました。2006年にシステム改修した事務所のパソコンは、各種情報が細かく記録できます。選挙応援無し。行事出席無し。金銭のやり取り無し。祝電も当事務所が手配した記録は無しでした。」

「ところが、毎日新聞から、21年前の2001年に旧統一教会関連団体が発行する雑誌の対談に参加していたとの指摘があり、国会図書館に調べて頂き、掲載誌を発見しました。大好きだった評論家の細川隆一郎先生からのお誘いで喜んで参加した対談でした。」

「細川隆一郎先生との対談掲載誌が旧統一教会関連団体の媒体だとは、当時は知るすべもありませんでしたが、21年前に接点があった事実は変わりません。国民の皆様に深くお詫び申し上げます。」

「組閣前夜に岸田総理から入閣要請のお電話を頂いた時には、優秀な小林鷹之大臣の留任をお願いするとともに、21年前の掲載誌についても報告を致しました。翌日は入閣の変更が無かったことに戸惑い、今も辛い気持ちで一杯です。」

「日本で一部の情報検索サービスが開始されたのは、2001年の対談の5年前ですが、事務所では未だ利用していませんでした。スマホが初めて米国で販売されたのは、対談の6年後。今ほど手軽に様々な活字媒体の背景を調べることは困難な時代でした。」

「それでも、反省するべきは、私が、他県のミニコミ紙でも、読んだことが無い専門誌でも、取材依頼や原稿依頼があれば、対応して発信することが国会議員の責務だと勘違いしていたことです。執筆も大変な作業です。今後、知らない媒体への対応は全て断ることをお誓いします。」

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