オマーンエアのビジネスクラスのセールも目が離せない (original) (raw)

ワンワールド加盟予定のオマーンエアがビジネスクラスセールをフラッシュで展開していたので考察してみました。

ビジネスクラス・フラッシュセール

2日限りのセールは以下のとおりです。すでに賞味期限切れではありますが、興味深いものです。

Terms and conditions:

Sales valid from Sales validity 8 - 9 October 2024
Travel valid from Travel valid from 8 October to 30 November 2024.
Offer available on selected Business Class seats.
Limited seats are available and are subject to availability at the time of booking.
Surcharges and other taxes apply.
Offer applicable for one-way and return flights.
Offer applicable on selected destinations on the Oman Air network, excluding the domestic sector.
Blackout dates apply.
Offer does not apply to interline partners and codeshare flights.

Deep Lによる翻訳

販売条件

販売期間:2024年10月8日~10月9日
ご旅行期間:2024年10月8日から11月30日まで。
本キャンペーンは一部のビジネスクラスでご利用いただけます。
座席数には限りがあり、ご予約時の空席状況によりご利用いただけない場合がございます。
追加料金およびその他の税金が適用されます。
本キャンペーンは片道および往復便に適用されます。
本キャンペーンは、国内線を除くオマーン航空ネットワークの一部就航都市に適用されます。
ブラックアウト日が適用されます。
インターラインパートナーおよびコードシェア便には適用されません。

マニラ発イスタンブール行き ビジネスクラス片道

旅程は11月18日です。朝7:15に出発して、8時間45分でオマーンの首都のマスカットに到着します。機材はドリームライナーとなります。

85分の乗継でイスタンブールに向かいます。フライト時間は5時間30分と中東内ではありますが意外とかかります。このフライトはナローボディとなります。

運賃は473.5USDであり、日本円では約70,402円となります。フライト時間を考えるとかなりお得と言えます。日本からマニラまでLCCが桁違いに安い時があるので組み合わせでかなり安くヨーロッパの入り口まで行けることとなります。

今回の運賃はオマーンエアのホームページよりのみの予約・購入・発券であります。

フェアベーシス(予約クラス)はRクラスとなります。このクラスについては後述します。

オマーンエアとは

中東オマーンの首都マスカットを拠点とするオマーン航空(WY)は、1993年に運航を開始し、当初は重要な国内路線に就航するために設立されましたが、その後世界中の都市につなぐ主要な国際航空会社として認知されています。

オマーンを中東で最も魅力的な旅行先の一つとして紹介し、隣接する商業、産業、観光活動を支援することを使命として、同社はその影響力と世界の顧客基盤を拡大し続けていくとのことです。

燃費の良い最新鋭機から、受賞歴のある商品やサービス、機内や地上でのおもてなし、そしてオマーンならではのホスピタリティに至るまで、同社は大切なお客様に思い出に残る旅行体験を提供しながら、フライトの新たなベンチマークを打ち立てていくようです。

オマーン航空ホームページより

就航都市としてはヨーロッパはロンドン、パリ、フランクフルト、ミュンヘン、チューリッヒ、ミラノであり、アフリカではカイロ、ダルエルサラーム、ザンジバルとなります。

アジアは広いので多くの都市に就航しているのですが、東南アジア・東アジアではクアラルンプール、マニラ、バンコク、広州となっています。

中東・インドでもかなり多くの都市に就航しており、アライアンスに加盟すると結構、利用価値があるキャリアとも言えます。

メジャーな路線は

Istanbul - Muscat
Muscat - Bangkok
Phuket - Muscat
Muscat - Cairo

と同社ホームページに記載されており、東南アジアと中東・アフリカを東西に行き来しているキャリアでもあります。

機材についてはA330とB787-9をワイドボディとして保有し、ビジネスクラスはフルフラットであり、近隣の中東キャリアのビジネスクラスにも匹敵するようなシートであります。また、ビジネスクラスSTUDIOという元ファーストクラスを使ったビジネスクラスもあります。

ワンワールド加盟予定

東西アジアを後半に結ぶオマーンエアですが、2024年内にワンワールドに加盟する予定となっています。ワンワールドのサイトにも下記のように記載されています。

https://ja.oneworld.com/members/oman-air

アジア・太平洋(アメリカ除く)で比較すると各アライアンスのキャリア数は以下のとおりです。

スターアライアンス 9社

ワンワールド 8社

スカイチーム 8社

となっています。

スターアライアンスは最多であり、エアチャイナ、エアインディア、シンガポール航空、タイ国際航空、エバー航空、ANAなど大きなキャリアが加盟しています。

一方で、スカイチームは大韓航空、ベトナム航空、チャイナエアライン、ガルーダインドネシア、中国東方航空など昔からあまり動きがないところとも言えます。

そうした中で、ワンワールドは極東はJALとキャセイパシフィック、南太平洋はカンタスとフィジーエアウェイズ、中東はカタール航空、インド洋はスリランカ航空と広いアジアと南太平洋を南から西まで抑えているアライアンスでもあります。

そうした中で、オマーン航空がワンワールドに加盟するとさらにアジアとアフリカの行き来が良くなるので、最大アライアンスのスターアライアンスにとっても脅威と感じているかもしれません。

予約クラスの積算率はどうなるのか

今回のオマーンエアの予約クラスはRクラスであります。ワンワールド加盟でRクラスがビジネスクラスと言うキャリアを調べてみました。

アメリカン航空 J, C, D, R, I

ブリティッシュエアウェイズ J, C, D, R, I

フィンエアー I, R ※

イベリア航空 J, C, D, R

カタール航空 J, C, D, I, R

※マイル積算率は70%

ワンワールドの雄であるアメリカンや欧州加盟キャリアはRクラスが多く、フィンエアーを除いてはRクラスは125%であり、カタール航空などもRがビジネスクラスなので125%積算が期待できるところであります。

一方でJALやキャセイパシフィック、カンタスではRクラスはエコノミーのカテゴリーであり、ビジネスクラスとの整合性はありませんが、こうしたキャリアとのコードシェアもなく、前者に準拠した予約クラス編成となるのではないかと思います。

そうすると、ワンワールド加盟後はJMB(JAL Mileage Bank)でもFOP積算では期待が出来るところであります。

仮に今回のRクラスがJMBで125%積算となると区間マイルが2区間合計で6,203マイルであり、それに125%を乗じると7,754FOPとなり、FOP単価は9.08円/FOPであり、8円台目前となります。

最後に

ワンワールド加盟が予定されているオマーンエアのビジネスクラス・フラッシュセールを考察してみました。今回は賞味期限切れではありますが、安さではワンワールド屈指となり、FOP修行にも追い風が吹きそうであります。

ワンワールド加盟後も今回のような緊急セールがある可能性も高いので、オマーン航空のサイトに目が離せない可能性もあります。

また、マスカットは中東らしく砂漠の中の街ですが、海岸もあり、綺麗な街であり、修行で観光と言うのが今後出てくるかもしれません。

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