【中華イヤホン RAPTGO LEAF D01 アウトラインレビュー】高い解像度で透明な中域を実現する価格帯最高クラスのスタジオモニターサウンド (original) (raw)

RAPTGO LEAF

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免責事項

RAPTGO HOOK-X

こんな人におすすめ

RAPTGO LEAFの概要

「アウトラインレビュー」は製品の概要を簡潔に紹介するレビューシリーズです。今回取り上げる製品は「**RAPTGO LEAF**」です。

RAPTGO LEAFの完全なレビューは**こちら**にあります。

基本スペック
RAPTGO LEAFの特徴

www.ear-phone-review.com

RAPTGO LEAF

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パッケージ

パッケージは価格の標準を満たしています。外箱はシンプルで紙製なので、処分は楽です。

パッケージ内容

RAPTGO LEAF

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ビルドクオリティ

ビルドクオリティは価格の標準を満たしています。フェイスプレートは半開放型です。

2pinコネクタ周辺がおそらく耐久性を高めるために少し構造が特殊になっているので、リケーブルを考えている場合は組み合わせるケーブルには注意が必要です。

RAPTGO LEAF

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装着サンプル

装着感は良好です。

RAPTGO LEAF

音質

今回は標準イヤーピース Lサイズを使い、**FiiO M15**で駆動してレビューします。

**RAPTGO LEAF**は定評あるスタジオチューニングターゲットの一つであるSonarworks Targetに近いバランスで調整されており、多くの人にほぼニュートラルかつ原音忠実性の高いサウンドを提供します。

音質についての詳しいレビュー内容は**こちら**を参照して下さい。

RAPTGO LEAF Frequency Response (RAW)

RAPTGO LEAF Frequency Response (RAW)

RAPTGO LEAF

低域

LEAFの低域はかなり深いところまで到達することができ、一般に重低域マニアをなかなかに満足させることができると思われます。

上位機種の**HOOK-X**よりは私には引き締まって聞こえる低域で、ドラムキックに十分にインパクトがありながら、膨張して太くならない軽快さが感じられます。深さは十分でエレキベースは十分に黒く、広がりがあります。

www.audio-sound-premium.com

ややモニター的に寄っているように思えるかもしれませんが、一般に良質な低域で、重低域好きを満足させられると思われます。

中域

このブランドは中域のチューニングに十分に卓越した技量を持っているようです。

LEAFの中域は透明度が高く、十分にニュートラルかつ原音忠実的で、理想的なスタジオチューニングに近いバランスになっています。そのためボーカルは最前列に詳細に聞こえ、楽曲の心臓部も驚くほど立体感のある形で構築されます。

同じ価格帯に**Tripowin×HBB Olina**というさらに卓越したイヤホンがいますが、LEAFはそれに比べると調整がもう少し荒っぽく、シンバルの音などは落ち着いて定位させるOlinaに比べて、だいぶアグレッシブに聞こえます。Olinaのシンバルのふやけるような優しい感じに不満を覚えたなら、LEAFはもう少し強い刺激で聞かせてくれます。

www.audio-sound-premium.com

人によっては上品で滑らかなOlinaより精細感を感じ、引き締まって感じられるでしょう。とくにロックをアタック感よく楽しみたい場合は。

逆に言えば、高域に敏感な人はセーフティーな音で聞かせるOlinaをより好むことが予想されます。

中域へのフォーカス感と質感の正確性を重視するなら、この領域において圧倒的な表現力を持つOlinaがやはりまだ優れています。しかし、LEAFも実力的には全く遜色がありません。

高域

高域はスピーカーの定位感を実現するように滑らかにロールオフする調整がされています。個人的にはもっと前に出てきてくれるほうが好みですが、高域に敏感な人にはこれくらいがセーフティで安心できるでしょう。ライバルのOlinaに対し、LEAFの高域は解像度と繊細さに優れていますが、そのかわり若干荒っぽい音になります。一般に高域のアグレッシブさにこだわるなら、OlinaよりLEAFがあなたのパートナーとしてふさわしいでしょう。

上位機種のHOOK-Xに対しては、LEAFよりはHOOK-Xのほうがより滑らかで一貫性がある高域を提供できるため、そちらのほうが安全で少し優れていると思われます。

音質総評

RAPTGO HOOK-Xのレビューで私はこのブランドにはかなり実力があるかもしれないということを述べましたが、**LEAF**を聴いた今、その印象はますます確実なものとなっています。

LEAFはサウンド面では上位機種であるHOOK-Xにほぼ匹敵するか、場合によってオーディオスペック面でわずかに上位であり、伝統的なシングルDD構成でRAPTGOがここまでの仕事を成し遂げていることを通じて、このブランドが新奇な音響技術やドライバー数だけでのし上がろうとするような薄っぺらいブランドではないことがわかります。

この価格帯の優れたスタジオチューニングモデルとして、LEAFは文句なく私の推奨リストの上位を占めます。

音質的な特徴
美点
欠点

RAPTGO LEAF

総評

**RAPTGO LEAF**は1万円台に登場した新たなシングルDDのスターの一人であり、この価格帯にひしめく強豪たちと十分競合できる価格帯最高クラスのイヤホンです。HOOK-Xに続き、RAPTGOは良質なスタジオチューニングの良イヤホンを生み出すことに成功し、私のこのブランドへの信頼と関心はLEAFが証明した完成度によってますます高まりました。

RAPTGO Leaf D01

RAPTGO Leaf D01

The RAPTGO Leaf D01

$129.00

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