Intelligent Power Protector | 無停電電源装置(UPS) (original) (raw)

Intelligent Power Protector とは

Intelligent Power Protector (IPP)は、Eaton社より無償でダウンロード提供される電源保護ソフトウェアです。Eaton UPSによって給電されているコンピュータおよびサーバを、停電時に正常にシャットダウンさせて、ユーザーのデータ損失を防ぎます。幅広い機能を備えたIPPは、グラフィカルで理解しやすく簡単に使用できます。1台のUPS(VPS)を監視・管理するソフトウェアのため、USBもしくはRS-232接続時の使用に最適です。

Intelligent Power Protector 1.53 ダウンロード

Internet Explorerをご利用の場合、もしくは、Windows 2000等のレガシーなOSをご利用の場合、最新のIPPだと正常表示しない事があります。その時に限り、IPP 1.53をご利用ください。但し、ノーサポートであることをご了承願います。
IPPをアンインストールする際、レジストリを含めてIPPをアンインストールして、IPP 1.53 for winを再インストールして下さい。※IPP 1.53はNetwork-M2/M3に対応しておりません。

  1. Geek Uninstallerを使用してIPPをアンインストールする
    テクニカルブログはこちらから
  2. IPP 1.53 for windowsを再インストールする
    既にEOLとなっておりEaton社からダウンロードできません。当社までお問い合わせ願います。

※繰り返しになりますが、IPP 1.53は既にEOLとなりノーサポートとなります。最新のIPPをご利用ください。

使いやすいグラフィカルWebインターフェイス

統計情報(消費電力等の履歴)の表示

「開始」と「終了」の日付を示す2つのボタンをクリックして時間間隔の統計情報を表示できます。
統計で計算されるデータのリストを次に示します。

・皮相消費量
・平均皮相電力
・給電障害の回数
・給電障害の累積時間
・バッテリー障害の回数
・内部障害の回数
・過負荷の数
・警告アラームの数
・クリティカルアラームの数
・出力がオフになった回数
・通信切断の回数

UPSとPCの接続構成例

<構成例1>:UPSとPCをUSBで接続する場合
この構成時の具体的なIPP設定手順は、テクニカルブログで解説しています。

<構成例2>:UPSとPCをUSBで接続。そのPCがLANに接続されている場合
この構成時の具体的なIPP設定手順は、テクニカルブログで解説しています。

ipp-shutdown-case3

<構成例3>:UPSと複数のPCをLANで接続する場合(ネットワークカード必要)
この構成時の具体的なIPP設定手順は、テクニカルブログで解説しています。

ipp-shutdown-case2

Intelligent Power Protector 技術仕様

IPP version 1.69

対応オペレーティングシステム
Windows 2022,2019,2016,2012R2,2012,11,10,7
Red Hat RHEL 8.5
SUSE SLES 15 SP2
Debian GNU Linux Debian 11
Ubuntu 20.04 LTS
Oracle (Sun) Solaris 10 and 11 for SparcOpenSolaris 10 for intel
HP HP-UX 11i v2 (11.21) for PA-RISCHP-UX 11i v3 (11.31) for PA-RISC
IBM AIX 6.1 and 7.1 for Power PC
VMware (vMA) ESXi 6.5, 6.0(u2)
Citrix N/A
Open Source XEN N/A
KVM N/A
対応ブラウザ
Google Chrome
Mozilla Firefox
Microsoft Edge
Microsoft Internet Explorer ×
接続形式
RS-232
USB
LAN

※ Windows IoT/Embedded OSは、サポート対象外です。

※ VMware社が無償提供しているハイパーバイザは、サポート対象外です。

Intelligent Power Protector 設定手順

各項目の手順をテクニカルブログで公開しています。(リンク先は別ウィンドウで開きます)

Intelligent Power Protector 資料