抜群の定位感は価格以上！推しの楽器が聞き取りやすい有線イヤホン TRUTHEAR HEXA (original) (raw)
TRUTHEAR HEXA
こんにちは！エスです。
好きな音楽を聴くときに楽器が聞き取りやすいイヤホンを探している方も多いのではないでしょうか？
推しのギターを分かりやすく聴きたい、ドラムのアタック感を楽しみたい。
楽器が聞き取りやすいイヤホンは『分離感・定位感』が良いものを選ぶことです。
ですが、より良いものをとなるとイヤホンが高額になりなかなか購入できないですよね。
今回は1万円台で購入できる定位感が良いイヤホン"TRUTHEAR HEXA"を紹介します。
再生機器 :
iPhone 15 Pro
iBasso Audio DC-Elite
価格に対する満足感が高いイヤホン
安くても非常に満足する音
TRUTHEAR HEXAは少し手を伸ばせば購入できるイヤホンです。
1DD+3BAのハイブリッド構成で、しっかりした低音とまとまりのある中高音が特徴的です。
こんな方におすすめ!
- 音数の多いJ-Popやアニソンを聴く方
- バランスよく音楽を聴きたい方
- 安い中でも最大限いい音で音楽を楽しみたい方
初めて聴いた音は非常に真面目だなと感じました。
リスナーには一音一音を丁寧に届けてくれる好感の持てる音質。
音楽を聴くことにはなんの不満を持つこともないでしょう。
ただし、音のキラキラ感やリッチさなど、自分自身へ感情のたかぶりを与えてくれるかといえば流石に希薄です。＋αを求めるのならもう少し高価なイヤホンを狙う必要があります。
「この値段でこれだけ丁寧な音を出してくれるんだ」そのような感想を持った満足感の高いイヤホンでした。
e☆イヤホンなら中古があるかも！？中古なら少しお得に購入ができます。
TRUTHEAR HEXA仕様とパッケージ
仕様
TRUTHEAR HEXA仕様
外箱
外箱
イヤホンと付属ケーブル
イヤホン
右側のみメーカー名のTruthearの文字があります。
非常にシンプルな外観です。
2pin交換タイプのケーブル
TRUTHEAR HEXAは2pinコネクターのケーブルです。
リケーブルを楽しむことができます。
3.5mmのアンバランスケーブル
標準ケーブルは3.5mmのアンバランスです。
リケーブルによってバランス接続も楽しむことができます。
付属品
付属品
付属品一覧
- ケーブル
- イヤーピース
- ポーチ
- マニュアル
定位感と分離感
「ここで音が鳴っている」と聞き取りやすいイヤホン
TRUTHEAR HEXAで音楽を聴いていると、左右と奥行きの音場の感覚がわかりやすいと感じました。
あのあたりで音が鳴っているなと定位感をつかめると思います。
楽器がどこでなっているのか、これがわかりやすい。
Adoの唱は音がボーカルとドラムの前後位置がはっきりわかりますし、音数が多い楽曲ですが音が混ざることもない。
YOASOBIの勇者ではドラムのバスドラムが強い曲です。ですが、ボーカルはボーカル、ドラムのバスドラムはバスドラムと分離よく聴くことができます。また、その中にあるシンバルも埋もれることはありません。
このように音数が多い曲、特定の音が強い曲でも音がごちゃごちゃ混ざらないから、音楽の聴きやすさは価格以上かもと感心。
音楽を聴いていても、しんどくならないというか安心して音楽を聴いていられるというか。
音のバランスは非常によく低音から高音まで嫌な領域がありません。
タイトな低音で音全体的にスッキリした傾向です。適度な量感があり軽すぎることはありません。
ボーカルとの距離感は近すぎず離れすぎず。
価格を考えるとこのイヤホンは非常に良いと評価できます。
ですが、音の余韻や雰囲気はいまひとつ。
残響感はなく、もう少し響きが欲しいこともあります。
あとは高音の伸びはもう少し欲しいか。
TRUTHEAR HEXAは音の出方はバランスが良く、定位感が優れたイヤホンです。
真面目で素直な音が好きか、もう少し遊びが欲しいのか。
ここがポイントでこのイヤホンの好き嫌いが変わってきそうです。
シンプルなデザインと質感
シンプルで好感の持てる外観
TRUTHEAR HEXAのデザインはとてもシンプルで好感が持てます。
外観は装飾らしい装飾はなく、メーカー名があるだけ。
質感は良くも悪くも印象を与えず、ここでも真面目に直球のシンプルさ。
フェースプレートはアルミ合金製で耐久性に優れています。
サイズ感はとても小さく耳への装着性は良いです。
薄いため耳から大きく飛び出すこともありません。
太いノズルはイヤーピースを選ぶ
ただし、ノズルが太い。
最近のイヤホンはノズルが太いなとも感じますが、TRUTHEAR HEXAもノズルが太い。ノズルが太いことで装着時に耳に圧迫感が出てくることもあります。
また、イヤーピースを選びます。
イヤーピースはSpinFit W1など軸の柔らかいイヤーピースがおすすめです。
私自身は耳の奥へ挿入するより耳の手前で装着するほうが好み。なのでやや強引にSednaEarfit MAXのイヤーピースを取り付けて利用しています。
シンプルなデザインで華やかさはありませんが、好感の持てるフェースプレートは音質と同様に、その真面目さが表れているように思います。
まとめ
定位感の良さが光る有線イヤホン"TRUTHEAR HEXA"を紹介しました。
非常に良い定位感と分離感があり、「楽器はこの位置から聞こえるな」とわかりやすいです。
丁寧に音楽を届けてくれる真面目な音は、価格から考えても優秀でユーザーファーストだと伝わります。
低価格にありがちな低音がボワボワすることもなく、タイトな音ですっきりした音を楽しめます。
高音はもう少し伸びてほしい気もしますが、それは価格からしても贅沢な話でしょう。
1万円台で購入できるTRUTHEAR HEXAは『真面目な音と定位感が気になる方』には自信をもっておすすめする有線イヤホンでした。