【雪花絞り】染織の絞り技法(作り方2)エコ染料 (original) (raw)
雪花絞り技法(その2)
染織方法の雪花染めは奥が深いです。
少しの工夫で色が大きく変化します。
今回はエコ染料を使用した内容。
前回は折り目が悪かったため、スチームアイロンで綺麗に折り目をした結果、
綺麗なハニカム構造が出来上がりました。
雪花絞りの染織は失敗と思ったことが正解だったこともあるので記録は日々残していく予定です。
用意するもの
こちらに記載しています。
下地とばいせん
こちらも上のリンクに理由が書いてあります。
省略をすると色が劣化します。
エコ染料
藍染以外にも染める染料は、数多くあります。
エコ染料は自然の色が多数あります。
写真はエコ染料と塩を混ぜます。
染織剤によって、組み合わせる薬品を変える必要があります。
折り方について
生地の折り方はかなり重要です。
今回は折り目ごとにスチームアイロンをしっかりかけました。
結果的に線のバランスと色が安定した。
これを適当にすると模様が崩れる結果となります。
木材に挟む
前回はゴムで固定しました。
ただし緩かった感じがしたので、2倍の量でしっかりと固定しました。
これは数値化が難しいので感覚になりますが、緩いと模様が乱れるので
しっかりと固定しておきたいです。
結果として、模様は綺麗になりました。
染織を実施(底辺)
今回は抑える、木材より布がはみ出てます。
実は木材のサイズを間違えており、前回は布地を折って木材に合わせました。
ただし、無理して折る部分があったため、模様にムラが発生します。
綺麗に折る代わりに、あえて木材からはみ出させました。
結果として、勢いよく染料を吸収しました。^^
染織を実施(頂点)
頂点側に浸けました。
浸食が3分の1まで進んだ時点で浸けるのを止めています。
30分ほど放置中
この時に頂点を下にしました。
逆にすると赤い部分が広がりますが、そこは各自の好みです。
30分経過後に万力で締めましたが、今回はゴムでしっかりと締まっていたのと時間経過の関係で液が出てきませんでした。
前回は緩めで10分せずに万力で絞った影響で、液がかなり出ました。
絞った液で薄く染める場合は時間とゴムの締め付けバランスが重要となりそうです。
中性洗剤で洗う
時間経過後に中性洗剤で洗います。
色が結構抜けて、その液で白い部部が少し緑色に染まった気がします。
水洗い
泡がなくまるまで水洗いしましょう。
藍染と違い最初から色がハッキリとしています。
陰干し
陰干ししましょう。
日干しは厳禁です。
乾いてくると模様が更にクッキリとした感じがしました。
まとめ
木材をはみ出して染めましたが、アイロンをしっかりとすることで模様が綺麗になります。折るのはかなり大変ですが・・・
液に浸した部分と浸食部分の比較画像を載せたので、これをイメージすると染織レベルが向上するかと思います。(イメージ大切)
完成後に数分で売れた模様です。
出来が良かったので売るのが惜しくなります。
最後までありがとうございました。