『プレバト!!』7月11日「炎帝戦 2024」蓮見翔がタイトル戦初優勝!梅沢を蹴落とす (original) (raw)

2023年8月3日放送の『プレバト才能ランキング』は俳句のタイトル戦でした。
第8回「夏の炎帝戦」です。

今までの予選と同じになります。
ここを勝ち抜いた勝者が第2ステージに進み、優勝が決まるという流れです。
参加資格は280人!

前回の「春光戦 2024」から取り入れたM-1形式になります。
2本用意するという点ではキングオブコントも同様ですけど、総合点での戦いではなくそれぞれのステージでの戦いになりますので、やはりM-1式でしょう。

第1ステージは地方ブロックでそれぞれブロックに1位のみが決勝の第2ステージに進みます。

俳句「炎帝戦 2024」第1ステージ

◆俳句のお題:好きな観光地

◆「炎帝戦 2024」参加者

  1. 特別永世名人 梅沢富美男
  2. 永世名人 村上健志(フルーツポンチ)
  3. 永世名人 千原ジュニア
  4. 永世名人 藤本敏史(FUJIWARA)
  5. 永世名人 横尾渉(Kis-My-Ft2)
  6. 名人9段 千賀健永(Kis-My-Ft2)
  7. 名人9段 森口瑤子
  8. 名人7段 立川志らく
  9. 特待生2級 犬山紙子
  10. 特待生2級 森迫永依
  11. 特待生4級 こがけん
  12. 特待生5級 水野真紀
  13. 特待生5級 蓮見翔(ダウ90000)
  14. 段位なし かたせ梨乃
  15. 段位なし 河野純喜(JO1)
  16. 段位なし 嶋佐和也(ニューヨーク)
  17. 段位なし 安藤和津
  18. 段位なし 瀧川鯉斗
  19. 段位なし 津田寛治
  20. 段位なし ヒデ(ペナルティ)

◆俳句の先生 夏井いつき先生

「炎帝戦 2024」関東・甲信越ブロック

◆出場メンバー

  1. 永世名人 村上健志(フルーツポンチ)
  2. 永世名人 横尾渉(Kis-My-Ft2)
  3. 特待生5級 水野真紀
  4. 段位なし 嶋佐和也(ニューヨーク)

最下位4位「水野真紀」(特待生5級)

◆長野県美ヶ原

高原に
横笛ピュルル
夏の空

(美ヶ原高原は本当に良いところ。息子が土産物店で横笛を買った。いろんなところでピュルピュル吹いていた、という句)

◆夏井先生の添削後

高原は夏の空
横笛のピュルル

◆夏井先生の添削

1番の問題は「に」。
ここの位置では散文になりがち。
(添削後)この語順であれば順位はくるッと変わった。

3位「村上健志(フルーツポンチ)」(永世名人)

◆東京・日本橋

三越の
獅子は阿の口
夏旺ん

(三越のライオン像。口が開いていて、狛犬の阿吽の「阿の口」をしている。この季節のこの場所の賑やかさ、という句)

◆夏井先生の添削後

添削は自分で

◆夏井先生の添削

三越の獅子に対しての「夏旺ん」の取り合わせはさすが。
問題は「阿の口」。これが無難。
ここは描写する創作としての一番の肝。
村上さんとあろう者が無難なところにいってはいけない。
ライオン像の前に立ってしっかりと観察して描写してください。

2位「嶋佐和也(ニューヨーク)」(段位なし)

◆東京・浅草

峰雲の
ホッピー通り
ハイボール

(昔浅草でレギュラー番組を持っていた。収録終わりにホッピー通りで飲んで帰った。夕暮れ時の浅草の外で飲むハイボールが思い出深い、という句)

◆夏井先生の添削後

添削なし

◆夏井先生の添削

リズムが良い。
「峰雲の」で焦点を絞る。
この判断も良かった。
あなただと思ってビックリ。
こういうことが軽やかに出来るのは大したもの。
当たるときは当たる。

1位「横尾渉(Kis-My-Ft2)」(永世名人)⇒決勝へ

◆長野県

雪渓のピザ屋
品川ナンバー来

(長野県においしいピザ屋があると聞いて行ったという句)

◆夏井先生の添削後

添削なし

◆夏井先生の添削

素敵な場所に素敵なピザ屋がある。
具体的な地名は書かれていないが、「雪渓」で想像ができる。
しかも品川ナンバーが来るあたりの場所。
距離感の作り方でこの場所を想像させる。
見事。
「雪渓」と「ピザ」での対比も良い。

「炎帝戦 2024」関西・中四国ブロック

◆出場メンバー

  1. 永世名人 藤本敏史(FUJIWARA)
  2. 名人7段 立川志らく
  3. 段位なし 河野純喜(JO1)
  4. 段位なし 安藤和津

最下位4位「藤本敏史(FUJIWARA)」(永世名人)

◆大阪・新世界

朝九時の
ビール塩こぶ
ビリケンはん

(新世界は立ち飲み屋さんが朝からやっている。朝9時からモーニングセットがある。ビールと塩こぶで安く飲める。ビリケンはユニークな顔をした通天閣の幸福の神だが人間の姿になって一緒に飲んでいるのではないか、という句)

◆夏井先生の添削後

添削は「ビリケンはん」の変わりを自分で考えて

◆夏井先生の添削

大阪らしいリズムに乗った明るさがある。
「朝九時」と時間を明確にしたのも大阪らしいリアリティー。
つまみも「塩こぶ」で朝から立ち飲みやってる大阪のおっちゃんたちが見えてくる。
「ビリケンはん」の着地の効果はどうなのか?
全く違う何かを入れてみた方がいい。
「ビリケンはん」に頼ってそこら辺にありそうな句にした。

3位「河野純喜(JO1)」(段位なし)

◆大阪・USJ
USJ
セットファサードの
片陰

(地元が奈良県でパスを買ってUSJに通っていた。夏はめっちゃ暑い。セットファサードは映画のセット。そこからできる影に日陰を歩いている人を表した、という句)

◆夏井先生の添削後

添削なし

◆夏井先生の添削

セットファサードがわからなかったので調べてみた。
調べてみようと思わせる魅力があった。
一番褒めないといけないのは季語。
片陰を選んで日陰に入るのがちゃんと伝わってくる。
季語を信じている。

2位「安藤和津」(段位なし)

◆京都・叡山電鉄

夏を追う
叡電の影
チャリの影

(鞍馬寺に行く叡電の景色はひなびててすごく良い。電車の影とチャリの影が夏を惜しんで追っかけている。ゆっくりの電車なのでチャリといい感じのスピードがすごく頭に残っている、という句)

◆夏井先生の添削後

添削なし

◆夏井先生の添削

「夏を追う」を最初溌剌として夏の始まりかと思った。
読むと「叡電の影」「チャリの影」と影がリフレインされていく。
リフレインが調べ、映像、余韻を作っている。
影が2つ重なることで夏が始まって去っていく。
その夏も追いかけて惜しんでいる。
お上手でした。

1位「立川志らく」(名人7段)⇒決戦へ

◆京都・渡月橋

渡月橋の騒き
干からびた蜥蜴

(渡月橋あたりが最も好きな場所。騒きは吉原のような騒めき。真夏は蜥蜴が干からびている。その対比が自然と頭に浮かんだという句)

◆夏井先生の添削後

添削なし

◆夏井先生の添削

破調の句。
志らくさんらしい破調。
「騒き」で人でごった返す声・車、いろんな音が一緒に湧きあがって来る。
カットが切れて、視線が下にいく。
「干からびている」で京都のとても暑い夏が伝わる。
この語順が作者の思いをストレートに伝える。

「炎帝戦 2024」九州・沖縄ブロック

◆出場メンバー

  1. 永世名人 千原ジュニア
  2. 特待生2級 森迫永依
  3. 段位なし かたせ梨乃
  4. 段位なし 瀧川鯉斗

最下位4位「森迫永依」(特待生2級)

◆沖縄県・西表島

スキットルの
固き四角や
片陰り

(西表島に旅行に行った際にスキットルを気分があがって買ってしまって、お酒を入れてビーチで休んでいた。暑いので片陰で手に持っているスキットルの冷たさ重たさを実感、という句)

◆夏井先生の添削後

スキットルの
固き四角や
花梯梧

◆夏井先生の添削

「スキットル」の手触りを「固き四角」と丁寧に書いているのもいい。
「片陰り」で場所・状況が書けている。
破綻はない句。
どうしてこの順位か?
今回のテーマは観光地。
季語「片陰り」では片陰りのある場所ならどこでも当てはまる。
季語によって地域性を入れたら俄然生きてくる。
テーマに負けた一句。

3位「かたせ梨乃」(段位なし)

◆長崎県・島原鉄道の「大三東駅」

始発待つ
素足ぶらぶら
大三東

(ここのプラットホームに腰掛けて足をブラブラすると潮が飛んでくる水が近い。日本で一番海が近い駅。朝日がとても綺麗。空気・潮・音を感じながら電車を待つ、という句)

◆夏井先生の添削後

添削なし

◆夏井先生の添削

大三東の地名の知識がなかった。
わかると始発の時間を具体的に書いたところや素足をぶらぶらさせている様子が一句として読み手の脳に映像が生まれてくる。
地名を使う効果は誰でも知っている地名、富士山はみんな同じ光景を思い出す。
まだ知名度が日本全国でない場合は、この句によって知られると読み終わった瞬間の歓声が大きくなっていく。
あなたの句がきっかけに大三東が有名になって、この句も理解してくれる人が増えてくれることを願っている。

2位「瀧川鯉斗」(段位なし)

◆沖縄県・公設市場

カタカナの
魚ばかりや
市薄暑

(沖縄の市場に行った。カタカナの珍しい魚がいた句を詠んだ)

◆夏井先生の添削後

添削なし

◆夏井先生の添削

「カタカナの魚ばかりや」の切り取り方がとてもいい。
独自の視点がある。
「薄暑」に時間や場所を組み合わせるテクニックがとてもいい。
とてもよく勉強されている。

1位「千原ジュニア」(永世名人)⇒決勝へ

◆沖縄県・宮古島

舳先より
泡盛の神酒
一礼す

(毎年宮古島に行かせていただいて、友達の船で沖に出たりする。泡盛で海に垂らして事故がないようにと願うのが俺の役目になったという句)

◆夏井先生の添削後

添削なし

◆夏井先生の添削

海の神様に無事を祈る小さな儀式。
舳先から泡盛の神酒を垂らす。
ハーリーや進水式などを想像させるが、普通の生活の中で釣りに行く時にそういうことをやる。
ジュニアさんは一礼の句が上手い。
句碑にしてもいいと思う。

「炎帝戦 2024」中部ブロック

◆出場メンバー

  1. 名人9段 千賀健永(Kis-My-Ft2)
  2. 名人9段 森口瑤子
  3. 特待生2級 犬山紙子
  4. 段位なし 津田寛治

最下位4位「津田寛治」(段位なし)

◆福井県・東尋坊

雨後の虹
怒髪ゆるんだ
東尋坊

(台風の時にあえて東尋坊に行ったら波がどばーん。怒髪天を衝くように。雨が止むと空に虹がかかり、怒髪天を衝いていた波も緩んだように見えた、という句)

◆夏井先生の添削後

雨後の虹
白波ゆるぶ
東尋坊

◆夏井先生の添削

「雨後の虹」と「東尋坊」の取り合わせはすごくいい。
中七が良くない。
怒髪天を衝くということわざにもたれかかり過ぎ。
比喩が大袈裟になっている。
波を書いた方がいい。
(添削後)これであれば句碑になったかもしれない。

3位「犬山紙子」(特待生2級)

◆静岡県・西伊豆

胎児寝る
風鈴数多
きゃらきゃらと

(お腹に赤ちゃんがいる時に西伊豆の宇久須神社・風鈴神社に行った。ブルーの風鈴が200個以上ありその音がきゃらきゃら。精霊みたいな音でお腹の子どもを寝かしつけてくれたという句)

◆夏井先生の添削後

風鈴のきゃらきゃら
胎児眠らさん

◆夏井先生の添削

「きゃらきゃら」がいい。
このオノマトペはオリジナリティー
「胎児寝る」が損。

2位「千賀健永(Kis-My-Ft2)」(名人9段)

◆愛知県・熱田神宮

熱田守護の
亀の蛭剥ぐ
炎天下

(僕が育ったところが熱田区。熱田神宮も小学校で通った。熱田神宮の守り神の亀がいる。その亀が歩いていた。亀に蛭がついていた。可哀想と思って家に持って帰って蛭を剥がして戻した、という句)

◆夏井先生の添削後

熱田守護なる
亀の甲羅の
蛭剥ぐ

◆夏井先生の添削

上五中七の素材が面白い。
俳人の鑑のような体験。
「熱田守護の亀の蛭剥ぐ」の句材がいい。
オリジナリティーとリアリティーが溢れている。
字余りになるが「熱田守護なる」にする。
(添削後)これであれば断トツ1位。
熱田神宮の句碑にもなったかもしれない。

1位「森口瑤子」(名人9段)⇒決勝へ

◆?(明示せず)

黴臭い
ホテルだけど
海がデカい

(ホテルに入ったら海が目の前のせいかカビ臭いし湿気臭い。嫌な気持ちになりつつ窓を開けたら海が見えてきて、カビ臭さが海の香りとか良いものに変わり良い思い出になったという句)

◆夏井先生の添削後

添削なし

◆夏井先生の添削

五七五を逸脱し口語だが、語り口・調べ・内容が手を組んでいる。
観光地がどこなのかは明確ではないが、カビ臭いホテルに入ってデカい海があってとなるとある程度どういう場所か想像できる。
これは「海が近い」だとホテル情報で終わる。
「海がデカい」が順位を分けた。

「炎帝戦 2024」北海道・東北ブロック

◆出場メンバー

  1. 特別永世名人 梅沢富美男
  2. 特待生4級 こがけん
  3. 特待生5級 蓮見翔(ダウ90000)
  4. 段位なし ヒデ(ペナルティ)

最下位4位「ヒデ(ペナルティ)」(段位なし)

◆北海道・大雪山

荒山の
岩間匂ふや
稚児車

(北海道は美しくも厳しい環境。大雪山の岩山で夏場なのに冷たい風が吹くのにきれいに咲くもんだな、という句)

◆夏井先生の添削後

青空や
岩間を匂ふ
稚児車

◆夏井先生の添削

「稚児車」というお花はまさに「岩間を匂ふ」という風情のお花。
ここの目の付け所は良い。
何に問題があるか?
情報が少々重なっている。
「荒山」も「岩間」も地理情報。
「岩間」を生かすのが作者の思いに近い。

3位「こがけん」(特待生4級)

◆三陸海岸

船に群れ
海猫の腹
蒼々と

(三陸で遊覧船に乗った時に海猫にエサあげる。すごく晴れていて空の青が海に映って、その光が海猫の腹に映って青々と見えるという句)

◆夏井先生の添削後

舷や
腹蒼々と
海猫の群

◆夏井先生の添削

目の付け所というかよく腹の特徴を見た。
観察する目がある。
どこに問題があるかというと、「に」が気になる。
「舷」にすると場所が明確になる。
その後腹のアップから行く。

2位「梅沢富美男」(特別永世名人)

◆青森県・竜飛崎

竜飛より
海峡見ゆる
翌は秋

(青森県の突端の竜飛崎。四季が早く来る。みんなが暑いと言っている時に竜飛崎に行くと涼しい風。早めに秋が来たと感じるという句)

◆夏井先生の添削後

添削なし

◆夏井先生の添削

季語「翌は秋」が粋。
竜飛崎から見える俯瞰の光景ともわかる。
全体を見ると格調があるので句碑用の句。
でもどこかで見たことのある歌詞の雰囲気がある。⇒「津軽海峡冬景色」ではとツッコまれる。

1位「蓮見翔(ダウ90000)」(特待生5級)⇒決勝へ

◆北海道・釧路

釧路駅
知らないコンビニの
冷房

(東京に比べて人がいないエリア。行きたくて行ってはいるが不安だったり寂しかったり。コンビニも僕らが行ってるようなコンビニじゃない。そこに入った時に冷房だけは同じ冷やし方。同じ匂いもしてちょっとホッとしたという句)

◆夏井先生の添削後

添削なし

◆夏井先生の添削

上五の地名「釧路駅」と「冷房」がリアリティーがある。
不安とコンビニを見つけた安心。
冷房だけは変わらない。
なんてチープな感慨だろう。
このチープな感慨の中に作者の観光地を歩く時の真実味が入ってくる。
この人はリアリティーの物事の細部がよくわかっている。

「2024炎帝戦」決勝ステージ

決勝戦では5人の俳句が紹介され、そこから優勝者が選出。

永世名人 千原ジュニア

◆沖縄県・宮古島

宮古島
ホースに溜まる
水は炎ゆ

(実際に水を出そうと思ったら、中に溜まっている水が熱湯みたいになっていた。宮古島の人は歴史的にいろいろ思うことはあるけど、何も言わずに黙っているという句)

永世名人 横尾渉(Kis-My-Ft2)

◆石川県・能登半島

能登は虹
一棟貸しの
露天風呂

(昔お題で千枚田が出た時があり、梅沢さんに1回見に行った方がいい、そっちの方が作りやすいというアドバイスをもらった。それで実際に行ってみた場所。いろいろな願いを込めて詠ませてもらった句)

名人9段 森口瑤子

◆静岡県・伊豆下田

向日葵を
抜けると海や
走り出す

(下田に行った時にひまわりが咲いている道を抜けたら目の前に海。思わず走り出して海へ行ったという句)

名人7段 立川志らく

◆静岡県・中田島砂丘

油照り
影が溶け出す
中田島

(母親の故郷がこの辺で子どもの頃は1回も行ったことがない。大人になって行った時に真夏でものすごい暑さ。観光客の影が溶けていくような印象があったという句)

特待生5級 蓮見翔(ダウ90000)

◆北海道・納沙布岬

夏暁の納沙布
FMのノイズ

(日本で最初に日が昇る場所なんですけど、車で見に行った。端っこの方なのでラジオもキレイに入らない。車の中でノイズがかかったまま待っているという句)

「2024炎帝戦」結果まとめ

①「炎帝戦 2024」関東・甲信越ブロックの順位1位「横尾渉(Kis-My-Ft2)」(永世名人)⇒決勝へ
2位「嶋佐和也(ニューヨーク)」(段位なし)
3位「村上健志(フルーツポンチ)」(永世名人)
最下位4位「水野真紀」(特待生5級)

②「炎帝戦 2024」関西・中四国ブロックの順位

1位「立川志らく」(名人7段)⇒決勝へ
2位「安藤和津」(段位なし)
3位「河野純喜(JO1)」(段位なし)
最下位4位「藤本敏史(FUJIWARA)」(永世名人)

③「炎帝戦 2024」九州・沖縄ブロックの順位

1位「千原ジュニア」(永世名人)⇒決勝へ
2位「瀧川鯉斗」(段位なし)
3位「かたせ梨乃」(段位なし)
最下位4位「森迫永依」(特待生2級)

④「炎帝戦 2024」中部ブロックの順位

1位「森口瑤子」(名人9段)⇒決勝へ
2位「千賀健永(Kis-My-Ft2)」(名人9段)
3位「犬山紙子」(特待生2級)
最下位4位「津田寛治」(段位なし)

⑤「炎帝戦 2024」北海道・東北ブロックの順位

1位「蓮見翔(ダウ90000)」(特待生5級)⇒決勝へ
2位「梅沢富美男」(特別永世名人)
3位「こがけん」(特待生4級)
最下位4位「ヒデ(ペナルティ)」(段位なし)

「2024炎帝戦」優勝はダウ90000・蓮見翔(特待生5級)

次点はキスマイ横尾の句。

◆夏井先生の蓮見の句の解説

「FMのノイズ」はあると言えばあるフレーズ。
「夏暁の納沙布」がしっかりしている。
短い夜が明けようとしている。
納沙布が大事。
日本で一番早く日が昇る場所へ行こうとしている。
車とは一文字も書いていないが書き方でカーラジオのFMに違いない。
読み手は勝手に想像。
岬が近づけば近づくほどノイズが激しくなってくる。
その距離感をノイズで表現。
日本で最初に見る夏の朝日を声をあげて眺めるのではないか。
季語がしっかりと主役になり、地名が季語を支えている。

◆◇◆ ◆◇◆

蓮見さん凄い!
タイトル戦初優勝おめでとうございます!
蓮見さんご自身がプレバトの俳句の大ファンで出演を熱望していただけあります。
あっという間に特待生になり、あっという間にタイトル戦で優勝。
勢いがありました。

俳句の視点もさすがですし、言語化する能力とセンスが素晴らしい。
今後も期待ですね。
ずっと順調というのはプレバトではあり得ませんけど、着実に永世名人を目指して欲しいです。

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