ナンプラーと目玉焼きで意外とおいしいパスタができる「エスニック風ポヴェレッロ」【エダジュン】 (original) (raw)
こんにちは、料理研究家のエダジュンです。
何かと忙しい年末には、ササッと作れる美味しいパスタを。ということで今日は、買い置きのパスタソースがなくても、シンプルな材料で美味しくできるパスタレシピです。
イタリアで「ポヴェレッロ(貧乏人のパスタ)」といわれる、卵とチーズで作る超シンプルなパスタ。そこにナンプラーを足して、とってもコク深く仕上げます。にんにくの香りとナンプラーの風味が食欲をそそりますよ。
エダジュンの「エスニック風ポヴェレッロ」
【材料】(1人分)
- スパゲティ(お好みの太さのもの) 100g
- 卵 2個
- にんにく(薄切り) 1片
- ナンプラー 小さじ2
- 粉チーズ 大さじ2
- オリーブオイル 大さじ1
作り方
1. スパゲティは規定の時間より1分ほど短く茹で、よく湯切りしておく。ゆで汁は大さじ3とっておく。
2. 卵2個で半熟の目玉焼きを作り、皿に取り出す。
こびりつきが気になる場合などはオリーブオイルを適量(分量外)ひいて焼いてください。
3. 目玉焼きを作ったフライパンにオリーブオイルをひき、中火でにんにくを炒める。
にんにくの香りが立ってきたら、目玉焼きを1つ戻して、
スパゲティ、ゆで汁を加え、目玉焼きを粗めに崩しながら和え、
粉チーズ半量も加えてさらに和え、
ナンプラーをふりかけて味付けする。
4. 3を器にのせて、残りの目玉焼きをのせ、粉チーズをふりかける。
ナンプラーの旨味が詰まった、エスニック風の貧乏人パスタの完成
目玉焼きを崩しながらスパゲティと炒めているので、卵の風味が麺によく絡んで美味しいです。自分でパスタの味つけをすると塩加減が意外と難しかったりしますが、ナンプラーを少し入れることで塩気と旨味がほどよく加わり、ぐんと深い味わいになりますよ。
家に卵しかない、という時の救世主的レシピにもなると思いますので、ぜひ試してみてください。
ナンプラーとシンプルな材料で作るこちらのパスタも、困ったときにおすすめです。
作った人:管理栄養士 エダジュン
料理研究家・管理栄養士。株式会社スマイルズに入社。SoupStockTokyoの本社業務に携わり、2013年に独立。家で作れるエスニック料理とパクチーを使ったレシピを研究中。「料理にやっちゃいけないことはない」がモットー。著書に『パクチー!パクチー!パクチー!』(NHK出版)、『野菜たっぷり具だくさんの主役サンド150』(誠文堂新光社)、『毎日食べたい!お粥ごはん』(パルコ出版)。2021年6月発売の『できるだけうちにある調味料で作る!エスニックつまみとごはん』(主婦と生活社)では、スーパーでも手に入る調味料とハーブを使って、なじみのある材料でちゃちゃっと手軽に作れる、台湾、タイ、ベトナム、韓国、インドネシア、フィリピンなど各国の人気料理115レシピを紹介。
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