春になったら 9話のあらすじと感想 雅彦の遺影を瞳が撮影!タイムカプセルの中身は? (original) (raw)

2024年3月11日月曜夜10時からフジテレビ系列でドラマ『春になったら』9話が放送されました。

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おもな登場人物

9話のあらすじ

2024年3月6日。

瞳(奈緒)と一馬(濱田岳)は、結婚式で出す料理を試食していた。

ウェディングプランナーの黒沢(西垣匠)は、予算内に収まるし雅彦(木梨憲武)には別メニューに出来ると気遣ってくれる。

しかし瞳と一馬は、これまでの希望と違い、お父さんのために何か特別なことをしたいと新たな希望を言い始める。

黒沢は、お父さんに一番何を伝えたいのか?と二人に聞くが答えられない。

以前は言うことがコロコロ変わる瞳たちに辟易していた黒沢だったが、結婚式の日が迫って来て、とことん付き合う覚悟が出来ており、2人の希望に合う式を考える。

そんな黒沢を見た先輩の森野(橋本マナミ)は、ウェディングプランナーらしくなったと黒沢の成長を喜ぶのだった。

一方。

雅彦(木梨憲武)は、岸(深澤辰哉)が勤める葬儀屋に行き、明るい葬式にしたい。と希望を伝えていた。

話は遺影の話に及んだが、葬式に訪れてくれた人が笑ってしまう写真がいいと言う雅彦。

岸から話を聞いた瞳は、そんな写真はないと言う。

そこで岸は、瞳が遺影を撮ってあげるよう提案。

大学の写真部だった瞳、美奈子(見上愛)、岸は、機材を持って瞳の自宅を訪れ、雅彦に色んなポーズをとらせ写真を撮っていった。

そのなかには、雅彦が仕事の時によく撮っていたグラッチェポーズ。カズマルくんの「ドンマイドンマイ」のポーズもあった。

普通のポーズも取らせようと瞳が雅彦の横に言って指導。

そのにこやかで穏やかなシーンも岸君が撮影。

和やかに遺影撮影は終わった。

撮影後。

雅彦からもらったお礼のお金で昼食を取る瞳と美奈子。

美奈子と岸のおかげで、悲壮感なく遺影撮影を終えられたことに感謝する瞳。

美奈子は新しい出会いをしていて、岸以外の人と話すことに新鮮さを感じ、新しい道に進んで行っていた。

夜。

撮った写真から、遺影候補を選ぶ瞳と雅彦。

心置きなく…と言いかけた雅彦だが、まだ小学生の時に埋めたタイムカプセルを開けていないことを思い出す。

体調の悪化で雅彦は出歩けないので、瞳がタイムカプセル捜索を買って出る。

一馬とふたりで勇んで出かけたが、雅彦の出身小学校は廃校となっていて、立ち入り禁止。

頑丈なフェンスに阻まれ、タイムカプセルを埋めたという校庭に入れず。

だが、小学校へ行く道中で女子高生に「ドンマイドンマイの人。」と顔をさされたカズマルくんこと一馬。

雅彦は、カズマルに早く売れて欲しくてネタのダメ出しをしてしまうのだった。

後日。

家に来てくれた雅彦の姉・まき(筒井真理子)に、もし結婚式に出られなかったら渡して欲しいと言って、人生ノートの収納場所を教える。

死を覚悟している弟を褒めるまきは、泣いてられないと自分も弟の覚悟を受け止める。

瞳の結婚式までは頑張れと励ましていた矢先、バタッと倒れてしまった雅彦。

阿波野(光石研)の病院に入院。

がんが肺にまで転移していることが分かった。

阿波野は、症状が落ち着くまで入院。雅彦が希望する自宅療養がこの先できないかもしれないと言う。

しばらく様子を見て、退院できるかどうかを判断することになった。

倒れてしまったことで、すっかり弱気になる雅彦。

そんな雅彦を励まそうと、タイムカプセル捜索をすることにした瞳。

夜。

一馬と二人で学校のフェンスを乗り越え、校庭に忍びこむ。

雅彦が言っていた校庭のはしっこの大きな木の下を目印に、何か所か掘ってみるが見つからない。

が、一馬が掘った穴からなにか金属音に当たった音がし、掘り進めると、古いカンカンが見つかった。

喜んで大きな声を出して騒いでしまい、巡回中の警察官に見つかってしまう。

ヘッドライトをつけて見るからに怪しい二人。

一馬は、瞳を逃がして自分だけ警察に捕まる。

翌朝。

瞳は、入院中の雅彦にタイムカプセルを届けた。

タイムカプセルの缶の中には、当時集めていたミニカー。石。まきと二人の写真2枚。

「未来のぼくへ」と自分に向けた手紙が入っていた。

子供らしい質問に微笑みながら、1つ1つに答えていく雅彦と瞳。

雅彦は

「最高に楽しい。今になってますよ、雅彦!少年時代の雅彦。」

「子どもの頃考えているより、想像以上に楽しかった。」

幼かった自分に話しかける雅彦。そして瞳に

「最高、最高に…いや、いい人生だった。サンキュー。」

とお礼を言う。

「生まれ変わってもまた同じ人生がいいですか?」

と瞳が聞くと

「そこに佳乃と瞳がそばにいてくれたら。」

と語るのだった。

瞳は

「春になったら、私の結婚式に出席してね。春になったら一緒に桜見よう。」

と言い、雅彦も了解した。

そして改めてタイムカプセルを見つけてくれたお礼を言うのだった。

病院出た瞳に、杉村助産院から連絡が入った。

瞳が分娩補助を担当する矢萩亜弥(杏花)に陣痛が始まって、助産院に運ばれるという連絡だった。

瞳は、助産院に急行するのだったーーー。

…というお話でした。

遺影撮影素敵だった

お葬式に来てくれた人が笑える遺影がいい。

雅彦の希望で、岸君と美奈子に協力してもらって、瞳が遺影撮影をしていました。

その撮影風景が、もう素敵でした。

笑顔にあふれていて。幸せそうで。

瞳と雅彦がじゃれ合う姿を思わず撮ってしまう岸君の気持ちが、画面から伝わってきました。

いいドラマですよね、ホント。このドラマ。

リアル!

ほっこりする。

遺影撮影なんて!!

不謹慎だという人もいるでしょうが、この幸せそうな雰囲気よ!

なんでこんな素敵な話を作れるかな?

亡くなるまでの数か月をこんな素敵に過ごせるかな?

いいドラマだ。

タイムカプセル

タイムカプセル、かわいかったです!

大人の自分に向けた手紙は、「~~になっていますか?」がひな形だったんでしょう。

私も、21世紀の自分に向けた手紙に「素直になっていますか?」って書いていましたから、雅彦のタイムカプセルの話は身近に感じました。

雅彦は、自分のことだけじゃなくて、お姉ちゃんが真面目になっているか?まで聞いていて、小学生当時の雅彦の小さな世界が伺えて、キュンとしました。

お姉ちゃんがヤンキーになって、心配だったんでしょうね。面白かった。

きょうだいのいい関係性が今でも続いてるだから、スゴイですよ。

いや~、9話もよかったな。

雅彦が倒れて入院して、いよいよと思って怖いですが、この瞳と雅彦親子の世界観、ずっと見ていたい。

以上、『春になったら』9話のあらすじと感想でした。

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