「未曾有の事態だった」、クルーズ船対応の橋本副大臣が会見 (original) (raw)
「未曾有の事態だった」、クルーズ船対応の橋本副大臣が会見
レポート 2020年3月16日 (月) 橋本佳子(m3.com編集長)
横浜港に寄港したクルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」への対応に当たった、厚生労働副大臣の橋本岳氏と厚生労働大臣政務官の自見はなこ氏は3月16日、同省で記者会見した。 橋本副大臣は、「未曾有の事態だった」と振り返り、さまざまな対応は「船の中で検疫を行わなければいけない中で、私たちとしては最善の選択だった」との受け止めを示した。米国ではクルーズ船への検疫に当たって、早期に乗客を下船させた。「日本でもそれができれば、よかったと思っている。宿泊施設がなかったということで、あのような方法を取らざるを得なかった」。 自見政務官も、「大変過酷な現場だった。現場で一番大切にしたのは、船内で死者を出さないことだった」と明かした。陰圧室などがある病院ではなく、船という環境下で改善を重ねながら、対応に当たったと説明。 クルーズ船対応では、神戸大学教授の岩田健太郎氏が、ゾーニングに問題があると指摘。それを受け、橋本副大臣がtwitterに船内の写真を投稿したものの削除し、世間を騒がせた事態も起きた(『動画削除は「しかる筋から船内改善と聞いた」岩田健太郎氏』を参照)。 橋本副大臣は、専門家の意見を聞きながら、...
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