In Deep | In Deep メルマガ - メルマガ (original) (raw)

In Deep メルマガ 第171号
2021年12月3日発行

みなさま、こんにちは。

岡です。

もう12月なんですね。

今年は、春くらいからあれよあれよと時間が進んできましたので、
早いといえば早く流れた年でした。

12月とはいえ、日中はあたたた(おい…)、暖かくてですね、
できれば、こういうように続いていってほしいですが。
(ただ寒いのは平気なんで、寒くなってもかまわないというのもあります)

今朝、震度5弱ほどの地震が続いたということがありました。

最初のは富士山の近くで、次は、和歌山県でした。

・12月3日 6時37分 震源/富士五湖 マグニチュード4.9 最大震度/5弱
https://bit.ly/3pgY1Ja

・12月3日 9時28分 震源/紀伊水道 マグニチュード5.4 最大震度/5弱
https://bit.ly/3G9tFPJ

ちょうど、この 2、3日は、奥さまに、

「そんなに大きいのはないだろうけど、地震あるかもしれないから気をつけてね」

というようなことを言っていたのですけれど、
根拠というか、数年繰り返されていることがありまして、
繰り返しているなら、また起きるのかなあと。

2018年9月に北海道で起きた地震の際に、
以下の記事で書いたことがあります。

◎ 「大地震は《地球の裏側》に別の地震を誘発する」 :
2018年の北海道地震を誘発させたペルーの地震の震源に近い場所で
「M8の大地震」が発生。またも連動は起きるのか?
https://bit.ly/3xXda6E

これは、

「巨大地震は、地球の裏側にある程度の規模の地震を誘発する」

ということがわかったということをご紹介したものでした。

その根拠となる論文は、2018年9月の以下の記事に、
科学誌ネイチャーに発表された論文を紹介した記事を取り上げています。

◎ 南米と日本の「地震のラリー」を見続ける中、
科学誌ネイチャーに掲載された論文
《大地震は地球の反対側の地震を誘発する》という最近の学説を思い出す
https://bit.ly/3pk0McZ

論文は、
「地震は、地球の反対側で起きる別の地震を系統的に誘発させる力を持つ」
というタイトルで、それを紹介した記事に以下のようにあります。

(米サイエンス・デイリーより)
> 新しい調査によると、大きな地震は予震など他の地震を誘発するだけでなく、
> 地球の反対側にも別の地震を発生させる可能性があることがわかった。

>米オレゴン州立大学の科学者たちが、過去 44年間の地震データを調べ、
>マグニチュード 6.5以上の地震が、
>マグニチュード 5.0以上の他の地震を引き起こすという明確な証拠を発見した。

>科学誌ネイチャー・サイエンティフィック・レポートに発表された調査結果は、
>短期的な地震予知とリスク査定の改善に向けた重要なステップとなると考えられる。
https://bit.ly/3oj2trV

その後、南米などで、マグニチュード 7以上などの比較的大きな地震が発生した時は、
わりと気にして見ていたのですが、
全部ではないですけれど、おおむね「続いて地球の裏側で地震が発生する」
ということが多いことを知りました。

今から数日前の 11月28日に、南米のペルーでマグニチュード 7.4という
比較的大きな地震が起きていました。

・南米のペルー北部でM7.4の地震 (2021/11/28)
https://bit.ly/32VfD66

先ほどの、

> マグニチュード 6.5以上の地震が、マグニチュード 5.0以上の他の地震を引き起こす

というのがわりとよく起きているということから、
日本周辺で起きるのだろうなと。

マグニチュード 5前後の地震自体は、
頻繁ではなくとも、日本ではわりとよく起きますから、
地球の裏側の地震との関係性だけで語るのは難しいですけれど。

それでも、今日の最初の地震が富士山のあたりだったということで、
ちょっとデータを見てみましたら、報道されていたのは、6時37分の、
震度5弱を記録したものでしたけれど、「3回連続」で有感地震が起きていました。

気象庁の「富士五湖を震源とする地震情報」では、以下のようになっていました。
https://bit.ly/3Ek5bmz

2021年12月03日06時37分頃
山梨県東部・富士五湖 M4.8 最大震度 5弱

2021年12月03日02時23分頃
山梨県東部・富士五湖 M3.6 最大震度 3

2021年12月03日02時18分頃
山梨県東部・富士五湖 M4.1 最大震度 4

深夜から早朝まで 3回の有感地震があったようです。

ただ、この場所はわりとよく小さな地震が発生するところでして、
先ほどの気象庁のデータを見ますと、
過去10年では、以下のようになっていました。

有感地震だけです。

(富士五湖を震源とする有感地震の回数)

・2021年 13回 (最大は本日のマグニチュード4.8)
・2020年 3回 (最大はマグニチュード4.0)
・2019年 5回 (最大はマグニチュード3.2)
・2018年 5回 (最大はマグニチュード4.6)
・2017年 9回 (最大はマグニチュード3.5)
・2016年 9回 (最大はマグニチュード3.1)
・2015年 9回 (最大はマグニチュード4.4)
・2014年 8回 (最大はマグニチュード4.3)
・2013年 4回 (最大はマグニチュード3.9)
・2012年 30回 (最大はマグニチュード4.7)
https://bit.ly/3Ek5bmz

2012年の「30回」というのが目立ちます。

これは、データを見ますと、2012年1月28日午後から、
翌日29日午後までの「群発地震」が大半の回数を占めているようです。
その約24時間のあいだに、19回の小さな地震が起きていました。

この群発地震を除けば、11回程度ということになりそうです。

まあ、今日の地震は、規模は小さいとはいえ、

・富士山のあたり

・南海トラフのあたり

ということで、おそらくネット上などで話題ともなっているのかもしれません。

メディア報道では、すぐに以下のように、
気象庁の会見が報じられていました。

・富士五湖の地震「火山活動とは直接関連なし」 気象庁 (産経新聞)
https://bit.ly/3IiLeyy

・和歌山で震度5弱 南海トラフ「影響せず」 気象庁 (時事)
https://bit.ly/31trwPJ

私も富士山のほうは関係ないとは思います。
何しろ前回の富士山の噴火の時は前兆がとても派手でしたから。

(「宝永大噴火」より)
> 噴火の始まる7週間前の10月28日13-14時頃に
> 推定マグニチュード8.6 - 9クラスと推定される宝永地震が起こった。

> …12月15日の夜から富士山の山麓一帯では
> マグニチュード4から5程度の比較的強めの地震が数十回起こった。
> 12月16日の10時頃、富士山の南東斜面から白い雲のようなものが湧き上がり
> 急速に大きくなっていった。 (宝永大噴火)

ここにありますように、

> マグニチュード4から5程度の比較的強めの地震が数十回

とかになったら、それはもう噴火なんでしょうが、
今後の状況次第なのかもしれないですね。

とはいえ、このように「富士山噴火とは関係がない」と自分で書いておきながら、
先ほど、奥さまには、

「防塵用のゴーグルと工業用の砂塵マスク、あの棚に入ってるからね」

とか言っている自分もいましたが。

まあしかし、火山というものは、突然噴火することもあるようで、
2018年1月に噴火した群馬県の本白根山の場合などの場合は、
気象庁は記者会見で、

> 「事前に火山活動の活発化を示す予兆はなかった」として
> 「3000年ぶりの噴火の可能性が高い」

と述べていました。

また、2014年の御嶽山の噴火は「水蒸気噴火」というもので、
まったく予兆がなかったのですが、当時の報道で、
火山噴火予知連絡会の小山真人静岡大教授は、以下のように述べていました。

> 御嶽山の噴火が「マグマの大規模な上昇ではなく、
> 地熱活動の変化による水蒸気爆発だろう。
> こういう噴火は高精度の観測機器でも前兆を捉えにくい」と話す。
> 富士山火口にも過去の水蒸気爆発の痕跡があり、同様の噴火は起こり得るという。

これは、2018年1月の以下のブログ記事で取りあげています。

◎ 3000年ぶりの本白根山の噴火、あるいは5000年ぶりの御嶽山の噴火を貫く
「日本の神話」と国之常立神。では次は?
https://bit.ly/3dhY7ei

ワクチン強制化の心配もない平和な時代でしたが、
この頃、「日本の神話から見て印象的な火山が次々と噴火していた」
ということを思い出しました。

上の記事を読み直していましたら、
噴火の記事ですのに、シュタイナーさんの講演が抜粋されていました。

(ルドルフ・シュタイナーの1922年の講演より)
━━━━━━━━━━━━━━━━━━

単なる情動的な文化衝動をとおして精神世界に持ち込まれるものや、
本来錯綜した地上的意識から発生したにすぎないものが
火山噴火・地震へと変形して、地球内部から上方に燃え上がります。

私たちは今、

「人間の乱暴な情動のなかで燃え上がるものが、
地上のどこで大地を波打たせながら現れ出るのか」

と考えてみなければなりません。

多くの自然災害を目撃すると、

「いつ、この自然災害は準備されたのか」

という問いを立てることができますし、立てねばなりません。

人類進化に結びついている神々がいます。
彼らの課題は、このようなかたちで起こったことを、
ふたたび有益なもの、人間の運命を促進するものに変化させることです。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━
ここまでです。

この最初の下りである、地上世界での「あらゆるゴタゴタ」が、

> 火山噴火・地震へと変形して、地球内部から上方に燃え上がります。

というあたりは、今は何が起きても不思議ではないのかなとも思います。

そういえば、今日、記事にしたのですけれど、

「コロナワクチンの強制化」

が、ついにヨーロッパで本格化しています。

◎ ヨーロッパで「ワクチン強制化」が進行中:
ギリシャ、オーストリアでは罰金付きの義務化が実施。
ドイツでも議会で義務化の是非を問う投票が始まる (地球の記録)
https://bit.ly/3dbWleC

この罰金が、少なくとも庶民には厳しいものとなっていまして、
ギリシャでは、

「接種しないと、毎月約 1万2000円の罰金」

で、オーストリアでは、

「最大、45万円の罰金」

となっています。

オーストリアの場合は、毎月ではなく、「 1回の接種ごと」です。

そして、オーストリアは、
三回目のブースターショットも「義務化」しましたので、
それらを全部打たないとなると、非常に高額の罰金となります。

たとえば一家四人全員が三回の接種を拒否した場合…
計算するのも大変ですが、数百万単位の、一般家庭にはキツい出費だと思います。

ギリシャの毎月 1万2000円にしても、
このギリシャの年金生活者の平均年金額は 9万円ほどだそうですので、
やはり毎月となると厳しそうです。

これらのやり方は、ごく普通の庶民階級にとっては、
事実上、回避できない方法になっているのかもしれないとも思います。

さて。

昨日でしたか、医学誌ランセットのひとつの論文を見ました。

内容は、

「大規模ワクチン接種が感染を抑制することはできない」

という内容で、そのデータを示したものでした。

ブログで紹介しようかなとも思ったのですが、
少し前に、やはりランセットの別の論文を記事にしたこともあり、
ブログでは取り上げませんでした。

記事は 11月25日の以下のものです。

◎ 医学誌ランセットに初めて掲載されたワクチン接種効果に対しての嫌疑記事:
「これは未接種者によるパンデミックではない」
https://indeep.jp/its-not-a-pandemic-of-the-unvaccinated/

では、なぜメルマガでランセットの記事を? といいますと、
メルマガの読者様たちはブログの読者様以上に、
ワクチンの感染抑制効果には疑問に感じてらっしゃると思います。
そういう意味では、今さらという感じもされるかもしれないですが、
これをメルマガでご紹介する意味は、

「読者様ご本人に向けてというよりその周辺の方々」

に伝わればと思った次第です。

成人で接種していない方の数は圧倒的な少数になったかもしれないですが、
「子どもの接種」の問題があります。

現状では、世論調査では(報道レベルでの誘導込みだとしても)
以下のように7割の親が小学生の接種が始まったら打たせたいと答えています。

・小学生55%が接種希望 保護者側は7割超す - コロナワクチン
https://bit.ly/3Dm9uwd

そこまで問題が拡大するのは避けたいとは多くの人が考えていると思います。

先ほどのブログ記事でも少し書きましたけれど、
いわゆる五大医学誌といわれている権威のある医学専門誌に、

「少しずつコロナワクチンに批判的なもの」

である内容の論文の正式掲載が増えています。

そして、さまざまなデータが揃ってきた中では、
それをベースにした論文であれば、掲載に問題はないわけで、
さまざまな批判的、疑念的論文が見られてきています。

ところが、

「それらは報道されない」

のです。

医学誌ランセットなら十分に権威がありますし、
そこに正式掲載された内容なら、人に伝えるのに問題ないと思うのですが、
メディアで報道されることはないです。

ですので、どういう方であっても、
「伝えられる方がいれば、どんどん伝えてほしい」というように思うというのか。

スパイクタンパク質の害やら、ヒトヘルペスウイルスの再活性化とか、
そういう面倒なことを話しだしますと、
場合によっては、陰謀論的に括られる場合がありますが、
今回のランセットの論文の内容は、端的です。

「感染者がワクチンを接種した人ばかりになっている」

というものです。

そういうデータ上の事実を、知らない方々に知ってほしい、
あるいは伝わっていけば、とも思います。

あるいは、ブースターショットも始まっていますが、
この論文は、

「それは意味がないのではなく、事態を悪化させる」

ことも示唆しています。

水ワクチンの問題を別にすれば、
やっぱり接種の回数を重ねることには問題があります。

まして、子どもには、個人的には「論外」だと思っています。

せっかく権威ある医学誌が次々とこの状況に異議を唱えているのですから、
メディアは報じなくとも、多くの方々がそれを知ることは重要な気がします。

子どもへの接種を検討している方々は、
その上で判断すればいいのだと思っています。

まずはその論文を報じていました
RT (ロシアトゥディ)の記事をご紹介します。

12月1日のRTの報道より
━━━━━━━━━━━━━━━━━━

《大量ワクチン接種はコロナ感染を停止させることができないことを研究は示す》

ランセットに掲載された医学的研究によると、
ワクチンの展開が成功したことによりコロナの感染阻止はできておらず、
二度の完全な接種を受けた個人でウイルスの蔓延が増加していることを示す新しいデータがある。

ドイツで新たな感染を調べたところ、
60歳以上の完全にワクチン接種を受けた個人の症例率は、
今年 7月の 16.9%から 10月には 58.9%に上昇したことがわかった。

完全にワクチン接種された人々がますますコロナの感染源になりつつある
という明確な評価をこのデータは提供している。

この研究は英国でも同様の状況を示した。

英国での 3週間の間に、60歳以上の個人で 100件のコロナ症例が報告された。
これらの感染のうち、89.7%の人が完全にワクチン接種されており、
ワクチン接種を受けていない感染者は、3.4%だけだった。

研究者にとってさらに懸念されるのは、
イスラエルで、複数の医療従事者と患者、およびその家族に感染した発生が、
完全にワクチン接種された入院患者たちから発生したことだ。

このランセットでの研究で表明された恐れを裏付けるものとして、
アメリカ疾病予防管理センター(CDC)は現在、
感染率の高い郡として米国全土の 5つの地域のうち 4つをリストしているが、
完全なワクチン接種を受けた個人の割合が最も高い郡が感染率の高い郡だった。

研究者たちは、政策の意思決定者たちは、
ワクチン接種を受けた個人によって感染がもたらされている
というリスクを認めなければならないと警告した。

https://on.rt.com/bm4s
━━━━━━━━━━━━━━━━━━
ここまでです。

論文は以下にあります。

・COVID-19ワクチン接種集団の疫学的関連性が高まっている
The epidemiological relevance of the COVID-19-vaccinated population is increasing
https://bit.ly/3IiyN68

・ドイツの10月の感染者の約6割がブレイクスルー感染
・イギリスでは調査期間の約9割がブレイクスルー感染

だったということがデータで示されています。

論文の最初は以下のように始まります。

> 当初、COVID-19ワクチンをより多くの人が接種し、接種率を高めることは、
> 感染源の数を減らし、それによって COVID-19 疾患の負担を減らすことにより、
> 集団における SARS-CoV-2 の感染を減らすことが期待されていた。

> しかし、最近のデータは、
> COVID-19ワクチン接種を受けた個人の疫学的関連性が高まっていることを示している。
https://bit.ly/3IiyN68

そして、この概要の締めは以下のようになっています。

> 多くの政策意思決定者たちは、
> ワクチン接種者は(コロナの)感染源として除外できると考えている。

> しかし、公衆衛生管理措置を決定する際に、
> ワクチン接種された集団を適切な感染源として無視することは、
> ひどく怠慢であるように思われる。

これは、

「実際には、完全なワクチン接種者たちが感染源となっている」

のだから、

「政策立案者たちは、それを考えなければいけない」

ということになります。

そして、論文にそう書かれてあるわけではないですが、

「これ以上のワクチン接種キャンペーンは感染拡大にむしろ危険だ」

ということになると思われます。

この、

「打てば打つほど感染源となりやすくなる」

というのは、最近のオミクロン株ではさらに明白で、
最近の報道で、南アフリカ国立伝染病研究所の専門家の話を挙げ、

> 同国の新型コロナウイルスの新変異株「オミクロン株」への感染者の多くは、
> 過去に新型コロナに感染していたと説明し、
> 「感染経験があってもオミクロン株への再感染は防げない恐れがある」と述べた。
https://bit.ly/3Dmcitf

このオミクロン株というのは、
非常に症状が軽いものだとされています。

しかし、以前書きましたけれど、

「コロナはコロナ」

だということがあります。

(この続きは2021/12/03号のバックナンバーでご覧いただけます)