小型月着陸実証機(SLIM)プロジェクトへの貢献に関してJAXAから感謝状を受領 - 明星電気株式会社 (original) (raw)
明星電気株式会社は、月面へのピンポイント着陸技術を実証する「小型月着陸実証機(SLIM)」プロジェクト成功への貢献が認められ、その功績を称える感謝状を、国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構(JAXA)から受領しました。感謝状の贈呈式は9月18日に明星電気の本社(群馬県伊勢崎市)で行われました。
SLIMは、将来の月惑星探査に必要な高精度着陸技術を小型探査機で実証するものであり、「降りたいところに降りる」技術の獲得を主な目的としています。
明星電気は、航法カメラ、マルチバンド分光カメラ(MBC)、レーザーレンジファインダー(LRF)の3つの搭載機器を担当し、特に画像照合航法で「目」の役割を果たす航法カメラは、「ピンポイント着陸」に大きく貢献しました。
MBCは、月表面に露出していると考えられる「カンラン石」を分光観測して組成を決定するためのカメラであり、今後の観測により月の形成と進化の謎の解明に寄与することが期待されます。LRFはレーザー光を使って、月面からの高度を計測する測距計です。
明星電気は、「測る技術」と「伝える技術」を元に、衛星探査ミッションの成功、日本の宇宙産業の発展に貢献してまいります。