三菱重工機械システム｜当社新聞用オフセット輪転機事業について (original) (raw)

当社新聞用オフセット輪転機事業について

三菱重工グループの三菱重工機械システム株式会社（MHI-MS、社長：小嶋 聡、本社：神戸市兵庫区）は、新聞用オフセット輪転機（以下：新聞輪転機）の新台の製造を止めることを本日当社取締役会にて決議しましたのでお知らせいたします。なお、アフターサービスは引き続き提供してまいります。

昭和41（1966）年に初号機を納入して以来50年以上にわたって、延べ670台を超える新聞輪転機を日本国内並びに海外のお客様に納入してきました。しかしながら、新聞輪転機に関わる当社人員の高齢化が進むこと、使用している部品の調達が困難になっている状況等を踏まえ、このままでは製造・アフターサービスに必要な体制を維持することが困難となるため、新聞輪転機の新台の製造を止め、一定期間アフターサービスを提供した上で、最終的に同事業から退くとの結論に至りました。

これを受け、新聞輪転機の新台製造については現在ご注文いただいているお客様との契約分の納入をもって終了し、今後の新台のご注文、お見積りは辞退させていただきます。アフターサービスについては、現有リソースを活用して当面継続しますが、最長でも2036年3月迄に終了します。それ以降のアフターサービスのあり方については今後検討を進めてまいります。

三菱重工機械システム株式会社は、これまで当社製新聞輪転機をご愛顧いただいたお客様に深く感謝申し上げるとともに、引き続き最後の期限まで優れた品質の新聞輪転機と質の高いサービスの提供をおこなってまいります。

以 上