入植地に係るイスラエル政府発表(外務報道官談話) (original) (raw)

外務報道官談話

入植地に係るイスラエル政府発表(外務報道官談話)

令和6年7月3日

  1. イスラエル政府当局が、ヨルダン川西岸地区における5つの無認可入植地拠点を合法なものとして承認したとの報道に接しています。我が国を含む国際社会の再三の呼びかけにもかかわらず、イスラエル政府が入植活動を継続していることについて、我が国として、引き続き深く懸念するとともに、改めて強い遺憾の意を表明します。
  2. 入植活動は国際法違反であり、「二国家解決」の実現を損なうものです。我が国は、イスラエル政府に対し、上記決定の撤回及び入植活動の完全凍結を強く求めます。また、イスラエルの過激派入植者によるパレスチナ人に対する暴力の増加を深刻に懸念しており、これを非難するとともに、同国政府が過激派入植者による暴力を防止するために適切な対処を取ることを求めます。
  3. ガザ地区が危機的な人道状況にある中、ヨルダン川西岸地区においても緊張を高める行為を控えることの必要性を改めて呼びかけます。