DEXCS2023を題材にその使い方を解説した一冊 (original) (raw)

はじめてのDEXCS for OpenFOAM OnDeck Books

はじめてのDEXCS for OpenFOAM

インプレスグループでIT関連メディア事業を展開するインプレスは、野村悦治氏著書による、DEXCS2023を題材にその使い方を解説した一冊「はじめてのDEXCS for OpenFOAM」をインプレス NextPublishingより発売した。

野村悦治Profile
1952年愛知県に生まれる。
1977年に東京大学大学院修士課程工学系研究科精密機械工学専攻、修了。
同年、(株)デンソー(当時は日本電装株式会社)入社。(株)日本自動車部品総合研究所へ出向。1979年より、(株)デンソー研究開発部へ、1997年~2000年、技術電算部次長。2001年~2010年まで開発部。その後2010年から2012年の間技術管理部CAE開発設計・促進室にて、オープンCAE担当次長として、社内におけるオープンCAEの活用展開を推進した。
(著書)
2021年「オープンCAEのためのDEXCS for OpenFOAMハンドブック」(丸善出版)

「はじめてのDEXCS for OpenFOAM」発行主旨・内容紹介

DEXCS(デックス)for OpenFOAM(オープンフォーム)(以下、DEXCS-OF)はオープンソースCFD(Computational Fluid Dynamics)の代表格であるOpenFOAMを利用したい人向けに、「誰にでも簡単、すぐに、OpenFOAMを使える」を目標に2009年に公開して以来、ほぼ1年に1回のペースで更新を続けているパッケージとなる。

「はじめてのDEXCS for OpenFOAM」は、2023年10月にリリースしたDEXCS2023を題材にその使い方を解説するものだが、DEXCS-OFでは初期のリリース(DEXCS2009)以来現在まで、DEXCSフォントを3次元化した複雑な物体まわりの流れ解析を題材にしているという点で一貫している。

ただし、「誰にでも簡単......」と記したものの、CAE、流体力学、パソコンといった面で必要最小限の知識は大前提となる。

第4章以降で、具体的なツールの活用法を説明するが、順番に読んでいく必要はない。
読み進めるうちにマウスの使い方一つとってもツールによって使い分けが必要な場合があるなど、違和感も多々生じるだろう。
またこれまでのリリースを通じて、GUIツールそのものの一貫性もなく、今後の新しいバージョンで「はじめてのDEXCS for OpenFOAM」の解説が通用しない箇所が出てくるかもしれない。
市販の汎用CAEツールと同等(または同様)の使い勝手を期待される読者には、期待を裏切ることになるかもしれない。

そこで第2章では、本論に入る前段として、DEXCS-OFが一般的なCAEツールとは異なっているところ、それを踏まえOpenFOAMをどうやって活用したら良いのかを、利用上の留意事項として取りまとめてある。

インプレス NextPublishing は、株式会社インプレスR&Dが開発したデジタルファースト型の出版モデルを承継し、幅広い出版企画を電子書籍+オンデマンドによりスピーディで持続可能な形で実現している。

「はじめてのDEXCS for OpenFOAM」目次

第1章 まずは使ってみる

第2章 DEXCS for OpenFOAM(DEXCS-OF) 使用上の留意事項

第3章 DEXCS-OF の概要

第4章 モデル作成方法

第5章 メッシュ作成方法

第6章 DEXCS ランチャーの使い方 2

第7章 標準チュートリアルケースの調べ方

第8章 dexcsPlus について

第9章 その他諸々

第10章 DEXCS-OF のセットアップ方法

第11 章 ツール別逆引き目次

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