【天皇杯】京都が2大会ぶり4強 2得点に絡んだ川崎颯太「前回より手応えはある」タイトル意欲 (original) (raw)

<天皇杯:京都3-0千葉>◇準々決勝◇18日◇フクアリ◇観衆6883人

京都サンガが、J2ジェフ千葉に3-0で快勝し、2大会ぶりベスト4進出を決めた。

パリオリンピック(五輪)日本代表MF川崎颯太が2得点に絡む活躍を見せ、主将の役目を全うした。前半11分、FW豊川の先制弾の起点となり、後半4分にはスルーパスでFWマルコ・トゥーリオの得点をアシストした。「自分の縦パスやスルーパスはチームを勢いづけるポジティブなプレーだった」と話した。

2大会前にも準決勝を経験したが、サンフレッチェ広島に敗れ決勝進出はならなかった。川崎は「あの時も残留に必死で。天皇杯の4強が意識できなかった」と振り返る。今季も一時は残留争いに巻き込まれたが、リーグ戦で3連勝と降格圏を脱出しチームも波に乗っている。

川崎は「監督も、ミーティングでタイトルを取りに行きたいという話をして、自分たちも残留に気は抜けないですが、(4強に)来たというのは前回よりある」と手応えを口にする。準決勝は鹿島アントラーズとヴィッセル神戸の勝者と対戦する。「強い相手になりますけれども、そこでも貪欲に結果につながるプレーをしていきたい」と意欲を見せた。【岩田千代巳】