お店開業日記 37 写真について (original) (raw)

palette coffee standには

たくさんの写真を飾ってあります

常時、6枚は

世界中の写真を飾ってあります

今後は数週間に一度か

交換をしながら

お客さんに新鮮さと

くるたびの楽しみにもなっていただけたらと

たくさんの写真を飾っているコーヒースタンドにして行こうと思っています

旅を仕事にしたい

そんな想いはおそらく旅好きのかた

皆が考える永遠のテーマかなと思います

バイヤー??

情報発信??

他にも可能性はあるのかもしれませんが

なかなか難しそうなことも現実です

自分は自分のお店のために

写真を撮ってきました

シャッターを切った数は数え切れないほど

現像できる写真は50枚以上になったかと思います

もともと

お店のウリの一つとして

「外国の写真」

というのは軸として考えていました

きてくれたお客さんからの反応は嬉しいことに上々です

もしお客さんが写真を見にきてくれたらどうでしょうか??

それは

「旅が仕事になっている」

と、言えるのではないのでしょうか??

自分の写真を飾る場所がある

写真が必要

旅に出る必要がある

一生、旅をし続ける理由ができました

さて

写真についてですが

色々な写真があります

日常の写真

異世界のような写真

美しい写真

辛い写真

などなど

たくさんの写真を撮影してきました

個人的には

盛るような写真よりも

現地っぽいナマのような写真を好んでいますが

写真というのは

物語をピックアップして切り取っているため

誇張して映るという特徴があります

良いものはより良く写ったり

悪いものはより悪く写ったりしてしまいます

人の印象というものは

悪いものほど悪く見えるという特徴があります

自分が撮った写真の中にも

そういった写真もあり、

若い頃は罪悪感もなく撮っていたりもしたのですが

今となっては少し悩む写真でもあります

子供が裸で戯れあっている写真

『どんなところにも幸せの形ってあるのだな』

と思いながら撮影してみても

その影からは

「貧困」

というリアルも見えます

誇張したものを伝えることは

印象にも残りやすく

人の感情も大きく動きやすいです

ただそれで見てもいないのに

自分で感じる前に

嫌なイメージや、危ないイメージを

植え付けてしまうと、現地の人には

とても失礼で、とても不利益な結果が生まれると思います

「悪いイメージは伝染しやすい」

自分の写真がそこまで世間に印象を与えるとは

思っていませんが

それでもマイナスの印象が強く出るのならば

展示することもは変えるべきなのかな

と考えました

ナマのような写真

それをテーマに撮影をしていましたが

ナマっぽいものには

よりメッセージ性も高くなっている気がします

まだ写真をどうするか

それは決まっていませんが

飾る上で大事にしていきたいポイントです

提供する側には提供する側の責任が存在します

「何か」を提供する立場になった自分

相手に伝わることをイメージして提供していきたいと思います