メンタルボロボロ 483 (original) (raw)

朝が来た。

時計を見るともう10時を過ぎている。

目が覚めてすぐ、「ああ、また今日が始まるんだ」と思った瞬間、心の奥底からため息が湧き出てきた。

どうして毎日こんなに辛いんだろう。

起きて、顔を洗って、ご飯を食べて、生きることの一つ一つが山のように感じられる。

普通の人なら何でもないことが、私にはとてつもないハードルだ。

布団から出るのも一苦労だ。

頭の中では「起きたい」と思うけれど、体が言うことを聞かない。

結局、1時間以上も布団の中でグズグズしてしまった。

体が重い、心も重い、何もかもが重い。

これがうつ病のせいだと分かっていても、自分を責める気持ちは消えない。

「なんでこんな自分になってしまったんだろう」そんな問いが頭の中でぐるぐると回る。

やっとのことで起き上がり、リビングに向かったけれど、特に何をするでもなくソファに座ったままぼんやりしていた。

テレビをつけてみたけれど、画面の向こうの楽しそうな世界は自分とは無縁に思える。

「あの人たちは楽しそうなのに、どうして自分はこんなに空っぽなんだろう」またしても自己嫌悪に襲われる。

お昼ご飯の時間になっても食欲は湧かない。

冷蔵庫を開けても何を食べたいのか分からない。

結局、簡単に済ませられるものを口に入れたけれど、味は感じられなかった。

食事すら満足に楽しめないなんて、本当に自分はどうしてしまったんだろう。

午後、少し外に出てみようと思った。

カレンダーを見ればもう11月も後半。

少し歩けば紅葉が見られるはずだ。

けれど、一歩外に出るだけで不安が押し寄せてきた。

「ちゃんと歩けるだろうか」「誰かに会ったらどうしよう」「疲れて帰れなくなったらどうする?」そんな心配ばかりが頭に浮かぶ。

結局、外出も長続きせず、10分ほどで家に戻ってきた。

ドアを閉めた瞬間、ほっとする自分がいる一方で、「結局何もできなかった」とまた自己嫌悪が湧き上がる。

夕方になると、もっと憂鬱になった。この時間になるといつも、「今日もまた何もしないまま終わってしまった」と思ってしまう。

自分を責める声がどんどん大きくなる。

「他の人は頑張っているのに、どうして自分だけこんなにダメなんだろう」と。

夜になると、さらに孤独感が増す。

友達や家族にメッセージを送ろうかと思ったけれど、結局何もできなかった。

何を話せばいいのか分からないし、こんな状態の自分の話を聞かされる相手も迷惑だろうと思ってしまう。

だから、ただひたすら一人で過ごすしかない。

布団に入る時間になったけれど、眠るのも怖い。

眠りにつくと、すぐにまた明日が来る。

それが怖い。

明日も今日と同じ、いや、もっと辛いかもしれないと思うと、布団の中でただ目を閉じることさえできなくなる。

結局、スマホを眺めて時間をつぶすけれど、何も楽しいと感じられないまま時間が過ぎていく。

こんな日々がいつまで続くんだろう?終わりはあるんだろうか?そんなことばかり考えてしまう。

それでも、こうやって日記を書いていると、少しだけ気持ちが整理される気がする。

「今日はこんなに辛かった」と書き出すことで、自分の感情が外に出ていくような感覚がある。

これが救いになるかどうか分からないけれど、今の私にはこれくらいしかできない。

明日は、もう少しだけ楽になれますように。ほんの少しでも希望が持てる瞬間がありますように。

そう祈りながら、今日は眠りにつこうと思う。

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