京都サンガFC 2024シーズン始動！補強&スカッドの雑感と開幕予想スタメンとポジション分布図 (original) (raw)
ヤットさんもサンガにいたんやで〜…
どーもこんばんは
さてさて、本日より2024年シーズンの京都サンガFCが始動しました！
昨季も浮き沈みの激しい推移を辿りながら、最終順位はどうにかこうにか13位でフィニッシュ。これでサンガは2年連続の残留を果たし、3年連続でこの国のトップカテゴリーで戦う権利を許されました。
今年も残留を果たせば、J2発足後のJ1歴としてはクラブ最長となります。そしてなんといっても今年は京都サンガFC設立30周年……今ひとつ伸びきれなかったクラブの歴史を塗り替え、このクラブを一つ上のステージで押し上げるには絶好のタイミングで訪れたアニバーサリーイヤーです。過去を重んじ、かつ過去を断ち切り、新たなスタンダードへ。サンガの30周年がそういう一年になってくれることを祈るばかりです。
という訳で今回は京都サンガFCのスケジュールを確認しながら今年の補強・編成をおさらいしつつ、2024年の基本布陣と開幕スタメンを予想していきたいと思います！
※このブログは1月13日時点での情報に基づいて記述しており、ブログに書いている文章はそこから書き換える事はありませんが、メンバーやポジション分布の部分については随時更新していきます。
アジアカップ2023観戦ガイドを作成しました！コンテンツは随時更新しておりますので、是非ご活用くださいませ！
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2023年のJリーグを振り返る記事も色々更新しています。それらの記事はこちらにまとめておりますので是非！
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オリジナルアルバム出してみました！聴いてみてくださいませ。
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名前を紫色に着色している選手は新加入選手です(ルーキー及び復帰選手含む)
DF2 福田心之助
DF3 麻田将吾
DF4 松田佳大←水戸ホーリーホック
DF5 アピアタウィア久
DF6 三竿雄斗
MF7 川﨑颯太
MF8 塚川孝輝←FC東京(レンタル)
FW9 マルコ・トゥーリオ←セントラルコースト・マリナーズFC
MF10 福岡慎平
FW11 山﨑凌吾
FW13 宮吉拓実
FW14 原大智
MF16 武田将平
MF17 安齋悠人←尚志高校
MF18 松田天馬
MF19 金子大毅
DF20 喜多壱也←京都サンガFC U-18
GK21 ヴァグネル・ハーン
FW22 一美和成
FW23 豊川雄太
DF24 宮本優太←浦和レッズ(レンタル)
MF25 谷内田哲平
GK26 太田岳志
DF30 飯田陸斗←京都サンガFC U-18
FW31 平賀大空
GK36 ファンティーニ燦←福島ユナイテッドFC
MF39 平戸太貴
MF44 佐藤響
DF50 鈴木義宜←清水エスパルス
GK94 ク・ソンユン←北海道コンサドーレ札幌(完全移籍に切り替え)
名前を紫色に着色しているスタッフは新任スタッフです(昇格・異動人事を含む)
監督:曺貴裁(4年目)
ヘッドコーチ:杉山弘一
コーチ:幸田将和
コーチ:石川隆司
コーチ:涌井秀人
GKコーチ:富永康博
フィジカルコーチ:西形浩和
分析コーチ:嶋将平
【退団選手】
GK 若原智哉→V・ファーレン長崎(レンタル)
DF イヨハ理ヘンリー→サンフレッチェ広島(復帰)
DF 井上黎生人→浦和レッズ
DF 植田悠太→大宮アルディージャ(レンタル)
MF 山田楓喜→東京ヴェルディ(レンタル)
MF 三沢直人→ヴァンフォーレ甲府
MF 荒木大吾→FC岐阜
FW パトリック→名古屋グランパス
【他クラブにレンタル中の選手】
GK マイケル・ウッド(ヴァンフォーレ甲府)→未定
DF 飯田貴敬(大宮アルディージャ)→未定
FW 田中和樹(ジェフユナイテッド千葉)→完全移籍に切り替え
FW イスマイラ(栃木SC)→完全移籍に切り替え
FW 木村勇大(東京ヴェルディ)→ツエーゲン金沢(再レンタル)
【京都サンガFC 2024シーズンスケジュール】
1月13日 新加入選手・新体制発表記者会見
1月14日 2024シーズン始動日
1月15日 必勝祈願@八坂神社
1月23日〜2月4日 沖縄キャンプ@東風平運動公園サッカー場(島尻郡八重瀬町)
2月23or24or25日 J1開幕戦 vs柏レイソル(A)
①ポジション分布図
【CB】麻田,アピアタウィア,喜多,松田佳,鈴木義
【SB】麻田(左),三竿(左),福田(右),佐藤(左),飯田(左),宮本(右),鈴木(左右)
【アンカー】川﨑,金子,塚川
【インサイドハーフ】川﨑,福岡,武田,松田天,金子,谷内田,平戸,塚川
【WG】宮吉(右),原(左右),松田天(左),平戸(右),中野(左右),一美(左右),豊川(左右),平賀(左右),安齋(左右),トゥーリオ(右)
【FW】山﨑,宮吉,原,一美,トゥーリオ
②補強とスカッドの雑感
補強は基本的にチームとしての底上げ、全体のブラッシュアップを目的として行われる訳ですが、今季のサンガに関してはそれらを前提にした上で「編成バランスの是正」というテーマもありました。
このブログ↑でも書きましたが、選手の良し悪し以前に人がめちゃくちゃ居過ぎているポジションと居なさすぎるポジションとの差がかなり大きかった。全体的にアンバランスな編成になっていたので、そこを解消しながらのチーム強化が求められていました。
それを今オフの大きなテーマとして考えると、今季の補強はなかなか上手くいったと捉えていいでしょう。
まず流出を避けられた事が大きなポイントです。パトリック退団のダメージは来季に少なからず感じる事になるでしょうが、パトリックはあくまでサンガ側から契約満了とした以上、流出する形になったのは井上が唯一と言えるでしょうし、流出を人員整理とレンタルに留めた上で選手獲得に動けた事は「穴埋め」ではなく「補強」が出来た事を表します。それはやっぱり元々資金的なベースは持てていた事、そしてJ1に続けて所属出来ている現状で得られたメリットを享受できる段階になった、という事なのかなと。
サンガは絶望的に右CBと右SBが足りず、どうするんだと言っていた時に井上の退団報道が出た時はさすがに焦りましたが、そこで清水から確実に計算できる鈴木宜、水戸でブレイクの兆しを見せた松田佳を引っ張ってこれたのは間違いなくファインプレー。右SBには曺監督ルートを用いて宮本と左右をこなせる鈴木冬を補強しましたが、特にいくら曺監督との関係性はあれど鈴木冬を連れて来れたのはびっくりしましたね。今季のサンガに関しては「川﨑がパリ五輪が終わったら去るかもしれない」という懸念材料が一つありますが、期限付きとはいえ塚川をこの段階で確保できた事も素晴らしい動きだったと思います。トゥーリオがハマればなかなか理想に近い形になるのでは。
③予想布陣と予想開幕スタメン
山田が退団した事を踏まえると、今季もシステムを変えない限りはやはり3トップは3CF的な形になる可能性が高いと思われます。そう考えると、原に関してはポストプレーに忙殺させるのさ勿体無いので、むしろそこに強みを持つ山﨑を入れた昨年同様の形になる可能性がやはり高いのかなと。なんといっても注目はマルコ・トゥーリオ。オーストラリアではかなり評判の良いストライカーと言いますし、曺監督があまり外国人アタッカーと相性が良くない事もあってそこは不安ではありますが…それを越えれば昨年よりも一皮剥ける事ができるのでは。ただ、パトリックを切った事で昨季勝点を拾ったようなパワープレーを仕掛ける事は出来なくなるので、そこの保険を捨てたのはフロントとしても覚悟があったんじゃないでしょうか。
懸念されていたDFラインの選手層はまだちょっとCBは人が欲しいところはありますし、松田佳やユース組がどれぐらいの速度で馴染んでくれるかという問題があるのでまだ層は厚いとは言えない状況です。ここに新たな補強があるのか、現有戦略に賭けるのか。そこはフロントのセンスが問われてくる部分でしょう。
今年…というか今日は、京都サンガFC…当時は京都パープルサンガでしたが、このクラブがこの地球上に誕生してからちょうど30年の記念すべきシーズンです。
そんなアニバーサリーイヤーに華を添えるも泥を塗るも自分達次第。J2開幕後、サンガは4年連続のJ1を掴んだことは未だありません。周年にクラブの歴史と流れを一変させる、成長と刺激の感じられる一年に期待したいです。
頑張れ安ちゃん強化部長。
ではでは(´∀｀)