【イベントレポート】12月6日(金) 富士市立吉原小学校にて『エスプラス ~ファミリ―タウン富士市版~ クラブスタッフ編』を開催 (original) (raw)
『エスプラス』は「エスパルス」に様々な内容を「プラス」して学ぶキャリア教育授業。2011年度より静岡大学教育学部、静岡市との協働事業として実施しているエスパルスドリーム教室を2020年度よりブラッシュアップし、エスパルス+教科、エスパルス+キャリア教育(クラブスタッフ編、元サッカー選手編)、エスパルス+キャリア教育+企業といった授業をホームタウン静岡市にて展開しています。また、2021年度よりファミリータウン市町でも新たに実施しています。
12月6日(金) 富士市立吉原小学校にて、同校6年生を対象に「地域貢献や社会に出て必要なチカラを考えるキャリア教育授業 ~クラブスタッフ編~」の授業を実施し、エスパルスサッカースクールコーチ(富士エリアマネージャー)の萩原豊之が講師を務めました。今回授業に参加してくれた6年生のみなさんは、昨年度エスパルスの出前講座で、体育の実技授業を受けており、萩原コーチとは1年ぶりの再会となりました。
スクールコーチはどんなことを行っているのだろう
授業では、まずエスパルスの概要を説明し、エスパルスと富士市のつながりについても紹介しました。次に、萩原コーチから、「エスパルスを支えるスタッフ(スクールコーチ)の仕事」についてお話しがありました。
萩原コーチははじめに、諸外国を旅行した写真を見せ、子どもたちにクイズを出しながら自身についての話しを進めていきました。保健体育の教員免許や養護教諭の免許を持っていること、ドイツの幼稚園での指導歴があることを話すと、子どもたちはとても驚いていました。
その後、サッカースクールコーチの1日の生活の流れや仕事の内容について、実際に働いている場面の映像を見せながら話をしました。幼稚園児~中学生までの様々なカテゴリーのサッカースクールの指導していることや、未就学児や高齢者を対象にしたスポーツイベント、女子だけのサッカーイベント、課外での自然教室や夏祭り、クリスマスイベントなどサッカースクールコーチの仕事といっても多岐にわたる活動を行っていることを丁寧に説明しました。
仕事をする上で、大切にしていることは?
次にスクールコーチの活動の中で大切にしていることとして、エスパルスサッカースクールの指導指針『楽しく・価値ある運動・健全育成』を挙げ、「サッカーの楽しさはなんだろう?」「価値ある運動ってなにかな?」「健全育成ってどんな意味?」と児童たちに聞いていきました。萩原コーチは、「どんな意見も間違いはありません、みんなの考えの教えてください。」と声を掛け、子どもたちの近くを歩きながら、一人ひとりの考えに耳を傾け、対話をしながら3つの指針について深堀りしていきました。子どもたちも、「なるほど」「たしかに」と他の人の考えを聞きながら、学びを深めていました。
また、仕事をする上で必要な『4つのチカラ』についても話がありました。【主体性】【課題発見力】【創造力】【発信力】4つすべてが必要なチカラですが、萩原コーチは「進んで取り組む【主体性】が特に大切だと思います。どんなことでも、みんなが主体的にやろうとすることが大切です。自分で考えて行動したり、挑戦したりすることを大切にしてください。」と熱く語りました。
質問コーナーでは、「どんなアニメが好きですか」「どれくらいサッカーの練習はしますか?」「好きな野球選手は誰ですか」など、ユニークな質問がたくさん挙がりました。最後に全員で集合写真を撮って、授業は終了となりました。
富士市立吉原小学校の6年生の皆様、関係者の皆様、ありがとうございました。