クミンシード|エスビー食品の『スパイス&ハーブ』 (original) (raw)
「キョフテ」とは、トルコ風ハンバーグのこと。玉ねぎを炒める際に、クミンシードをスタータースパイスに使うだけでトルコ風に変身!(パウダータイプを練り込むのも◎)
(出典:S&Bオリジナルレシピ 尾崎文/関由都子)
「サブジ」はインドの野菜料理。フライパンにサラダ油を熱してクミンシードを炒め、野菜、カレー粉、塩を加えてよく混ぜ、ふたをして10~20分間蒸し煮。仕上げに醤油を少々加え、軽く炒めたら完成!
「チリコンカン」は、豆とひき肉をピリ辛のトマト味で煮込んだメキシコの代表的メニューです。いつものミートソースに、クミンの香りや唐辛子の辛みを少しきかせるだけでメキシコ風!
インド料理では、調理の最初(材料を炒める前)にホールのスパイスを油で炒め、その香りを充分に引き出してから、その他の具材を炒めるという調理手法がよくとられます。
この調理の最初の段階で使用するスパイスが「スタータースパイス」。クミンシードは代表的な存在です。この使い方をマスターすれば、いつものカレーや炒め物がワンランクUP!
中世ヨーロッパでは、クミンは恋人の心変わりを防ぐものと信じられ、結婚式を挙げる時にもポケットにクミンを忍ばせて臨んだとか。
神秘的な芳香を持つクミンを上手に使って料理できる花嫁は夫に浮気をさせない、あるいは、浮気をしないでクミンと食材をたっぷり家に持ち帰るアットホームな夫であるべき、という意味が含まれていたといいます。