転職するべきかどうか判断するために ~頭の中を書き出して整理してみましょう~ (original) (raw)
こんにちは、しろふくです。
暑い毎日ですが皆さんお元気ですか。今年の夏は異常ですね、水分補給を忘れずに。
さて本日ですが、前回は年内の転職スケジュールをご紹介したところですが、まだ転職しようかどうか判断できないという方もいらっしゃるでしょう。そのような方はこの夏、転職するか現職に残るかの判断を進めてみてはどうでしょうか。
1.現職について理解する
2.実現したいことは何なのか整理する
3.転職しないと実現できないかを考える
1.現職について理解する
頭の中でいろいろ考えているうちは、なかなか考えがまとまらないものです。一旦頭の中のものを全部紙に書き出して言語化してみると、いろいろなことが見えてきます。
これを紙に書き出してみましょう。A4の紙でも良いのですが、無くしがちなのでノートがお勧めです。
現職に不満がある場合、多分それは1つだけでなく複数の理由が考えられますが、今ある不満を全部書き出します。「上司が合わない」「規則がころころ変わる」「給与が上がらない」「休日出勤が定常的に発生している」「通勤時間がかかりすぎ」等々、小さいことでも良いのです、とにかく全部です。もうこれ以上出てこないという所まで出し切ります。
そしてそれを分類してみましょう。色を付けるもよし、線で結んだりするのもよいです。何も考えずに出し切ったらいろんなレベルの不満が混ざっていますので、それを分類します。自分が何に本当に不満を持っているのかが見えてきます。
それが終わったら今度は逆に、現職で満足していることを書いてみます。そんなの1つもないよと思われる方もいらっしゃるかもしれません。不満があるとこちらは気が付きにくいのですが、「給与支払いが遅れたことがない」「賞与は必ず支払われる」「上司は不満を聞いてくれる」など、あたりまえに感じていることでも、他の会社では実現しないかもしれないことを書きます。そしてこれも同様に分類してみます。
両方やってみることで、良い面にも気づいて頂くのがポイントです。
2.実現したいことは何なのか整理する
さてここまでできたら、次は残りの人生で実現したいことを書きます。仕事でも遊びでも何でもよいのですが、頑張れば実現可能なことを書きます。同じノートでよいので、これももう出てこないと思うまで、書ききってみましょう。
人生は砂時計、残りの時間はみんな有限です。仕事でも遊びでも、目標を持ってやるのとやらないのでは、成果も達成感も異なります。できる仕事の幅を増やしたり、部下を持って指導をしてみたいというのもあるでしょう。またやりたいことが仕事とは別にあって、その資金をためるために仕事をしている方もいるかもしれません。
ノートを前にして「あれ、ここが定まってないかも。これ以上書けないです」という方もいらっしゃるかと思います。それはそれでOK、その気づきが重要です。だとすれば転職活動の前に、実現したいことをはっきりさせましょう、ということになりますから。
実現したいことを書けた方は、同様に分類してみましょう。仕事と遊びと分かれるかもしれないし、またその中でも分類できるかもしれませんね。そして実現する順番に並べられるものは、その順序付けもしてみましょう。
3.転職しないと実現できないかを考える
ここまでの作業をされた方、かなりの時間を要したと思いますが、お疲れ様でした。実現したいことを見返してみて、どうでしょうか。それは転職しなければ実現できない事でしょうか。
Yesと断言できる方は、早速活動開始しましょう。でも分からないという方の方が多いのではないかと想像しています。転職活動はここをはっきりさせてから進めた方が圧倒的に効率的なので、確信が持てない場合、追加の情報収集をしましょう。
やりたいことが異職種、異業種であれば、その分野の友人に話を聞いてみたり、書籍を読んでみたり、インターネットで調べたりできます。また会社の公募制度や副業制度などを使って実現できないかも検討してみましょう。
現職の良い面、悪い面について改めて理解したうえで、転職しなくても実現したいことが実現できる方法があれば、まずはそれを試してみてはいかがでしょうか。そして難しそうなら転職するという判断もあるのかと思います。
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いかがでしたでしょうか。頭の中を整理するという意味で紙に書き出して言語化することはとても重要です。実現したいことを書き出すワークは、定期的に見返すと実現へのモチベーションにもなり、お勧めです。ぜひノートのご用意を!