コーヒーと相性のいいものは (original) (raw)

コーヒーでもパフェでも一息入りますよ

煙草ってものに世間が全然うるさくなかった頃、そう、たぶん270円くらいでメジャーな煙草が買えたころは、喫茶店、珈琲店という場所は多くの場合、コーヒーの香りと煙草の煙がセットであったと思う。

刑事が犯人から自供を引き出すときだって「おい、まぁ一本どうだ」から始まって、おふくろさん→カツ丼という流れだったように、コーヒー飲んで一服つけるという自然な流れ。が、私はどちらかというと、パフェが食べたかったしパフェがいまいちなところなら、ケーキセットをココアフロートでとか。そして、実際によく食べた。

煙がもんもんと煙る店内、まだ、タモリさんがいいとも~とかいっていた時代のアルタ近くの喫茶店でウシジマ君的な取り立ての方の集金をケーキをモグモグしながら見学し、コマ劇場ちかくの喫茶店では、怒鳴りつける兄貴分に泣いている舎弟がいる隣の席でパフェを食べていた。コノヤローとかナメんなコノヤローとかコノヤローとか・・・アウトレイジもそうだけど、ウィットのきいた怒鳴り文句が出てこないのは残念で、食べているうちに味が単調に感じられた。そういう意味では仁義なき戦いは情緒あふれる恫喝スタイルだったな。

深夜料金がお高い喫茶店では、店先で酔って吐いたお客さんに「テメーで掃除するんだよ!!」と鬼の形相で雑巾を投げつけて蹴りを入れていたウェイターにパフェをオーダーすると「美味しく作りますよ」と甘ったるいスマイルをくれたりした。何が起こるか分からない街の深夜の喫茶店にはこういう人材がいなくちゃダメなんだなと思った(笑)。

そういうわけで、喫茶店ならコーヒーよりパフェ派の私だが、たまに飲みたくなることはある。カフェインに弱いから、せっかく飲むならできれば美味しいコーヒーがいい。なので、美味しい一杯に出会うためにも、コーヒー系、茶店系の作品は一度は見ることにしている。

漫画が原作

YouTubeで見られます

過去を背負っている主人公、色々と問題を抱えたお客さんという、よくある設定ながら、出演陣が面白いので飽きが来ない。後半になるにつれて、展開が重くなってくるから好みは分かれるかなと。

コーヒー飲みながら泣きたい人はこちら

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まぁ、映画ですから。リアリストな方は感情移入できにくいかなと。こちらも出演者が芸達者な方々。

コーヒーと煙草ならこちら!!!

好きな人はついつい何度も見てしまうでしょう。

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そして、紫煙を愛する人も、そうでない人にもイチオシ!!オススメの名作! 渋いオジサマ、ハーヴェイ・カイテル主演。

禁煙中の方は観ないほうが絶対にいいですが(笑)。

私と同じく吸わない方は、コーヒーでもバドワイザーでもどうぞ。

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