痣 - 徳間書店 (original) (raw)
痣
被害者の体には亡き妻と同じ“印”が刻まれていた! 辞職間近の刑事が直面した、最低最悪の事件!
著者 | 伊岡瞬 著 |
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ジャンル | 文庫文庫 > 徳間文庫 |
シリーズ | 徳間文庫 |
出版年月日 | 2018/11/02 |
ISBN | 9784198944063 |
判型・ページ数 | 文庫・400ページ |
定価 | 781円(税込) |
奥多摩分署管内で、全裸美女冷凍殺人事件が発生した。被害者の左胸には柳の葉のような印。二週間後に刑事を辞職する真壁修は激しく動揺する。その印は亡き妻にあった痣と酷似していたのだ! 何かの予兆? 真壁を引き止めるかのように、次々と起きる残虐な事件。妻を殺した犯人は死んだはずなのに、なぜ? 俺を挑発するのか――。過去と現在が交差し、戦慄の真相が明らかになる!
- 伊岡瞬
1960年東京都生まれ。2005年『いつか、虹の向こうへ』で第25回横溝正史ミステリ大賞とテレビ東京賞をダブル受賞しデビュー。16年『代償』19年『悪寒』で啓文堂書店文庫大賞を受賞。20年『痣』で徳間文庫大賞を受賞。他の著書に『瑠璃の雫』『教室に雨は降らない』『本性』『不審者』『赤い砂』『朽ちゆく庭』『残像』『清算』など著書多数。
mochiomochi
伊岡氏作品4作目。「悪寒」でも登場した真壁刑事が主人公。 早い段階で犯人は警察関係者、それも真壁に近い人物であることは予測できた。内容から次第に絞られてくる。清塚、怪力描写とか犯人ですよー感がちょっと露骨だった。伊岡氏得意の人格破綻者系人物の描写は流石だったが、内容てんこ盛りでちょっとしんどい。の割に、真壁の家に入ってランエボのキーとられたり、喫茶店の謎のTシャツ男のこととか伏線回収なし?宮下も割と最後まで胡散臭くはあった。いまちいモヤモヤしてしまう。人殺されすぎです。
カッキー
何気ない日常が狂気のきっかけとは、、