妖草師 - 徳間書店 (original) (raw)
妖草師
著者 | 武内涼 著 |
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ジャンル | 文庫文庫 > 徳間文庫 |
シリーズ | 徳間文庫 |
出版年月日 | 2014/02/07 |
ISBN | 9784198937959 |
判型・ページ数 | 文庫・416ページ |
定価 | 726円(税込) |
九代将軍・家重の治世。紀州藩の京と江戸の両屋敷に怪異が兆した。京では元藩士が“花が匂う”と称して、夜な夜な東山へと出かけていき、江戸では見事な庭園に、マダラ蓮と血色の苔がはびこりだした。
京の下級公家・庭田重奈雄は、人の念が乗り移った異界の妖草駆逐の秘術を使う妖草師であった。藩の要請を受けた重奈雄は、紀州徳川家への恐るべき怨念の存在を知ることに――。
- 武内涼
1978年群馬県生まれ。早稲田大学第一文学部卒業後、映画・テレビの制作に携わる。2011年『忍びの森』でデビュー。15年「妖草師」シリーズで徳間文庫大賞を受賞。さらに同シリーズが「この時代小説がすごい!2016年版」〈文庫書き下ろし部門〉第1位となる。22年『阿修羅草紙』で第24回大藪春彦賞を受賞。
禁酒パンヤ
舞台は江戸中期。 京の都で、常世からやってくる妖しい草(様々な力を持つ草たち 中には人に多大な害をなすものも多い)を封じたり、原因となる人の心の闇を探り、問題を解決する妖草師なる庭田重奈雄と周りの仲間たちの物語。 時代伝奇書というジャンルらしいです。様々な力や攻撃力を発揮する妖しの草たちが面白い。でも妖草との闘いのシーンは血がいっぱいで、残虐なので、ちょっと引いちゃいましたが。
ちょん
ちょっと合わなかった本。妖しい植物にまつわる時代物で、ネタ的には凄く好きなのだけど...文章の途中で現代片仮名用語が出てきたりしてちょっと興ざめてしまったり、お話にのめり込めなかったのが残念‼️思ったよりシリーズ出てて...読んでったら好きになるのかな(笑)