長崎県ひとり旅-壱岐の島でペーパードライバーが巡る②神社、一支国、古墳【旅行記】 (original) (raw)

[最終更新日]2024年7月19日 [読了目安]こちらの記事は6分程で読めます [ad]アフィリエイト広告を利用しています

Nasuchi

こんにちは、島旅にハマっているNasuchiです。

2024年4月に週末ひとり旅で壱岐(いき)へ行ってきました。

壱岐は長崎県の離島です。

旅行記後編では、神社、一支国、古墳など歴史や信仰、パワースポット関連と最後には壱岐のお土産などを紹介いたします。

▼前編では海・自然・温泉スポットを紹介しています。

壱岐は大きな島で、スムーズに観光するには車が必要です。
今回はめったに運転しない私もレンタカーをお借りして島巡りをすることにしました。

ひとり旅でレンタカーを借りるのは人生初!

道を間違えたり、迷子になったり、変な緊張をしながら観光をしたのであまり効率的に巡れず。

そのためここではルート順ではなくカテゴリー毎に紹介したいと思います。

これから壱岐に行ってみたい方の観光地選びの参考になれば嬉しいです。

※2024年4月の情報になります。現状と違う場合がありましたらご容赦ください。

1. 神社

1-1)小島神社(おすすめ度★★★★☆)

引き潮時だけ参拝しに行ける壱岐のモン・サン・ミッシェル。

島の裏手に回ると本殿へ続く階段があります。
恋愛成就のご利益があるそうです。

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海の穏やかさも相まって居心地がよかったです♪

1-2)龍蛇神社(おすすめ度★★★☆☆)

少弐(しょうに)公園を下った竜神崎にあり、参道に広がる板状の岩は龍のウロコのようで面白い景色が見られます。

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スニーカーなど歩きやすい靴で行ってくださいね♪

1-3)月讀神社(おすすめ度★★★★☆)

日本各地の月讀神社の本宮であり、「神道発祥の地」という歴史や由緒ある神社。
駐車場のある鳥居から急な石段の山道を上がると社が出てきます。桧林の中にあるので、昼でも薄暗く神秘的です。

1-4)天手長男神社(おすすめ度★★☆☆☆)

天手長男神社(あまのたながおじんじゃ)は壱岐の一の宮で格式があるようですが、こじんまりしています。

鳥居からの階段は急ですが、駐車場の横から登るとアスファルト舗装された緩やかな坂道で歩きやすかったです。

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坂道には桜!気持ちの良い散歩と参拝になりました。

1-5)男嶽神社(おすすめ度★★★★☆)

地元の方におススメしてもらった男嶽(おんだけ)神社は、導きの神様とされる猿田彦命を祀っているので敷地内には石猿がたくさん!

壱岐観光ナビを読むと何やらすごいパワースポットのようです。

男嶽神社は、明治時代までは山全体が御神体とされ、一般の方の入山が制限された神聖な場所。神話の中では、壱岐島が生れたときの最初の神様である「天比登都柱」(アメノヒトツバシラ)や「月読命」(ツクヨミノミコト)の降臨の地であるとされています。
出典:男嶽神社 | スポット・体験 | 【公式】壱岐観光ナビ

そして、私が感動したのが鳥居近くにある展望台。

階段を登ってみると、この旅一番の眺望に出会えました!

春の霞んだ夕焼け空と海の境が曖昧で幻想的。山桜が咲いているのが見えたりして見ごたえがありました。

Nasuchi

「壱岐の島ってとても大きいなぁ」と体感できる場所です

1-6)はらほげ地蔵(おすすめ度★★★☆☆)

神社ではありませんが人が祈る場所としてこちらに。

地蔵のお腹の部分にまるい穴があいてるので「ほらほげ地蔵」と呼ばれています。
私が行った時にはお地蔵さんを前から見ることもできましたが、満潮時には胸の部分まで海中に隠れてしまうようです。

小島神社から車で6分くらい、左京鼻からは3分くらいなので一瞬立ち寄るくらいの気持ちで見るのがおすすめです。

2. 一支国

2-1)一支国博物館(おすすめ度★★★★☆)

展示物の写真撮影が出来なかったのですが「人面石」という、ムンクの叫びに似た人の顔を模した弥生時代の石や、ト骨(ぼっこつ)などが見られました。

そして、「一支国(いきこく)」っていつの国?どこにあったの?どんな感じだったの?といった解説がたくさんあります。

朝鮮半島と九州本土の中間にある拠点として、交流・交易でとても栄えたというエピソードが印象的でした。

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外との交流のおかげで蒸留技術が伝わり、壱岐は麦焼酎の発祥の地になっているんだとか!

また、建物も見どころのひとつです。

設計は中銀カプセルタワービルや国立新美術館も手がけた黒川紀章氏。

屋根はなだらかな曲線を描き、屋上緑化されたデザインの建物は目を引きつつも周辺の山並に溶け込んで降りました。

屋上からは原の辻遺跡遺跡や島を一望できるので、はじめて壱岐に来たらぜひ立ち寄ってみてください。

2-2)原の辻遺跡(おすすめ度★★★☆☆)

原の辻(はるのつじ)遺跡は、静岡県の登呂遺跡、佐賀県の吉野ヶ里遺跡とともに遺跡の国宝にあたる国の特別史跡に指定された弥生時代の遺跡です。

そう聞くとすごそうですが、あくまで復元された公園なのでだだっ広い広場感はぬぐえません。

歴史を知らないと楽しみにくい場所なので、一支国博物館で知識を深めてから巡るのをおすすめします!

Nasuchi

発掘が進んだら吉野ケ里遺跡以上に有名になる日も来るかも?!ポテンシャルを秘めた場所でした。

2-3)原の辻ガイダンス(おすすめ度★★☆☆☆)

一支国博物館と比べると、建物内の展示は少なめ。
原の辻遺跡に行くための駐車場としては便利です。

3. 古墳

3-1)掛木古墳(おすすめ度★★★☆☆)

ガイドブックに古墳散策の予習にぴったりな資料館があると書いてあったので最初に訪れてみましたが資料館は「令和5年3月31日をもちまして休園」となっていてトイレも利用できなくなっていました。残念!

古墳のほうは見学可能です。

ここにある掛木古墳はこんもりドーム状のフォルムが可愛い円墳で、石室に入れます。そのため私のような古墳にさほど興味がないけれど、せっかくなら見てみたいな~って方におすすめです。

駐車場も広くて停めやすいです。

3-2)百合畑古墳園(おすすめ度★★★☆☆)

百合畑古墳園には前方後円墳と円墳が20基あり、そのうち6基を見ることができます。写真でもぽこぽこ盛り上がっているのが連続して見えませんか?

Nasuchi

壱岐には古墳がたくさんある!が一瞬で体感できるスポットです。

3-3)双六古墳(おすすめ度★★★☆☆)

全長91m、長崎県内最大の前方後円墳があります。
石室の中には入れません

今まで見た中で一番大きく、ぐるっと見て回ろうとすると意外と時間がかかります。

石室の反対側にもまわってみました。
柵がないので登れてしまいますし、知らないと古墳だと気付けなそうな自然に同化した古墳を楽しめました。

Nasuchi

芝生広場みたいだな~

3-4)鬼の窟古墳(おすすめ度★☆☆☆☆)

円墳ですが、茂みに同化しているので全貌は分かりにくいです。
県内最長の石室がありますが、鬼のすみかだったという伝説が残っているのが納得できる薄気味悪い雰囲気を醸し出していました。

Nasuchi

ひとりで長居するは無理かもと感じ、足早に退散!

4. その他

4-1)壱岐空港(おすすめ度★★★★☆)

壱岐は本土からフェリーや飛行機に乗らないとたどり着けない離島で、飛行機は長崎空港便のみ。

そのため空港もとても小さく、飛行機を降りてから出口まで一瞬です。

Nasuchi

建物入口から出口が一直線で丸見えなのには驚きました!

帰りも飛行機を利用しましたが、保安検査通過後の待合室には全員座れそうな数の椅子がありました。

飛行機に乗り込む時も建物から飛行機まで歩いて行きます。小さい空港ならではの楽しみの一つです。

島に車を持ち込まなくていい方や、移動時間を短縮したい方はぜひ壱岐空港を使ってみてくださいね♪

30分のフライトのため、ベルト着用サインが消えている時間は5分もありませんでした!

4-2)ORC(おすすめ度★★★★☆)

ORC(オリエンタルエアブリッジ)は、1961年に「長崎航空」として設立され、2001年に現社名に変更した会社です。

壱岐-長崎便を運航している唯一の航空会社さん。(ANAとJALとの共同運航便ではありますが、運航はORCでした)

こちらは、機内でCAさんから頂いたもの。

表面はコチラ▼

手書きイラストがかわいい冊子を配ってくれるハートフルな雰囲気にやられました!

Nasuchi

機会があればまた乗ってみたいです。

ちなみに、長崎ー壱岐の航空券は、ORC、ANA、JALの公式サイトから購入することができるようです。

サイトごとに値段設定と残席数が違うので安く買いたい方は見比べてみてくださいね。

私はANAの株主優待を使って買いましたが、21歳以下の場合ORCの「アンダー21」がよさそうです。

4-3)おみやげ横丁shikioriori(おすすめ度★★★★☆)

壱岐のお土産を買うのにおススメななお店です。(空港にはほとんど売っていないので注意してください)

イオン壱岐店の1階に入っていて、壱岐の定番土産・麦焼酎をはじめ甘いものや海産物を加工したものなど種類が豊富です。

(そして、駐車場はイオンなので広くて停めやすい!!)

中でも個人的に一番おすすめなのが長田商店の「わかめせんべい」

パリパリした食感と、あまじょっぱい味が癖になる一品です。軽くて持ち帰りやすいですし、おやつにも、おつまみにもなるので、幅広い方へのお土産としてオススメです。

同じく長田商店さんの「たべるいりこ」もやみつきになるおいしさでした。

小さな魚なので骨も気にならないので、小腹がすいたときにあると便利です。

その他、カラフルなパッケージのお菓子があったり、

「壱岐の塩」や「塩飴」など、海を連想させるお土産も充実していました。

5. まとめ

いかがでしょうか。

壱岐旅おすすめスポット後編では、神社、一支国、古墳など歴史や信仰、パワースポット関連と壱岐のお土産などを紹介させていただきました。

壱岐は広いですし、私の運転技術が未熟ゆえに多くのスポットを回ることができなかったので、こちらに載らなかったスポットにもきっと魅力的な場所があるでしょう。

こちらのブログを参考にしつつ、アレンジしてみてくださいね。

そして、行ってよかったスポットがあったら教えてください!

いつか再び訪れてみたいと思っています。

最後までお読みいただきありがとうございました(*^^*)

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