「徒花-ADABANA-」私が生きるために、私を殺す。という選択。|日本タレント名鑑 (original) (raw)

私が生きるために、私を殺す。という選択。

◆あらすじ

裕福な家庭で育った新次(井浦新)は、妻との間に一人娘も生まれ、
周りから見れば誰もが望むような理想的な家族を築いていた。
しかし、死の危険も伴うような病気にむしばまれ、とある病院で療養している。

手術を前にした新次には、臨床心理士のまほろ(水原希子)が心理状態を常にケアしていた。
しかし毎日眠れず、食欲も湧かず、不安に苛まれている新次。
まほろから「普段、ためこんでいたことを話すと、手術に良い結果をもたらす」と言われ、過去の記憶を辿る。
そこで新次は、海辺で知り合った謎の「海の女」(三浦透子)の記憶や、
幼い頃の母親(斉藤由貴)からの「強くなりなさい、そうすれば守られるから」
と言われた記憶を呼び起こすのだった。

記憶がよみがえったことで、さらに不安がぬぐえなくなった新次は、
まほろに「それ」という存在に会わせてほしいと懇願する。
「それ」とは、病気の人間に提供される、
全く同じ見た目の“もう一人の自分(それ)”であった……。

「それ」を持つのは、一部の恵まれた上層階級の人間だけ。
選ばれない人間たちには、「それ」を持つことすら許されなかった。
新次は、「それ」と対面し、自分とまったく同じ姿をしながらも、
今の自分とは異なる内面を持ち、また純粋で知的な「それ」に関心を持ちのめりこんでいく……。

◆監督

甲斐さやか

◆脚本

甲斐さやか

◆出演

井浦新 水原希子 三浦透子 甲田益也子
板谷由夏 原日出子 斉藤由貴 永瀬正敏

◆日時

2024年10月17日(金)
全国ロードショー

映画の詳細は公式サイトにてご確認ください。
公式サイト:https://adabana-movie.jp/