ニック・ターリーってだれよ。 (original) (raw)

hochi.news

前日に続いての補強ニュースは我らが楽天。今度は広島カープのリリーバー、ニック・ターリー投手を獲得したようだ。他球団の補強のニュースが次々と流れる中、我らが楽天は26日のポンセ獲得公表まで、じっとだんまりを決め込んでいた。巷では親会社は補強費も出せないくらい経営が厳しいとか、携帯事業はやっぱり失敗だったとか、球団はいずれ身売りするかもしれないとか...、残念な風評がまことしやかに流れていたわけだが、三木谷オーナーもここにきてとうとう我慢できなくなったか...。

「助さん、格さん、もういいでしょう...」とばかりに「新助っ人獲得」という印籠を出すことを許可したものと考えられる。

「しずまれぇー、しずまれぇー。楽天の〈新助っ人獲得〉が目に入らぬかぁぁぁ!」
楽天が獲得した新助っ人がだれだと心得るぅー、畏れ多くも...」と出した1人めが、

「皆の者!ポンセ様の来仙である!頭が高い!ひかえおろ~う!」

(ハハハァー...とひれ伏す楽天ファン。)

そして2人め。

(ハハハハァーーーと更に深くひれ伏す楽天ファン。)

とまあ、こんな感じだなw。

ところで...「ニック・ターリーってだれ?」というのが正直な反応ではなかろうか。少なくともわたしはそうだった。情けない話だが、セ・リーグのことにはまったく疎いのである。ただ、上の記事にある今シーズンの成績だけみるとニック・ターリーとは只者ではないようだ。防御率1点台ってどうよ...。

44試合に登板し、7勝1敗、22ホールド、防御率1.72というのは、楽天の投手にもそうはいない。防御率1点台に限って言えば、パドレスに移籍が決まった松井裕樹くらいのものだ。20ホールド以上の成績をあげている投手となると3人いるが、順にピックアップすると次のとおり。ニックがどのへんのレベルの投手かは容易に分かりそうなものである。

ちなみに安楽は57試合登板し、3勝2敗、10ホールド、防御率3.04だった。57登板というのがすごい。もはや登板過多といっていい数字だが、これこそが安楽のセールスポイント、貢献ポイントであった。そんな安楽との比較は難しいところもあるが、どんなに悲観的にみても「安楽の穴が埋まらない」ということはなさそうだ。いや、ひょっとしたらオツリがきそうな補強ではないかと思う。

ということで、楽天はこの勢いに乗って大砲助っ人の獲得も発表したいところ。助さん、格さん、助っ人獲得3連発と行きましょうか、カッカッカッカッカ...*1w。

*1:この笑い方の分かる方は相当の時代劇通である。