こんなご時世でも花は咲くので花を見てきた(その1:海津市輪中堤防のソメイヨシノ) (original) (raw)
新型コロナウイルス問題で、大変な困難に直面している人が多いことは承知している。
とりわけ首都圏と関西で、とんでもない事態に当事者として対応している方の情報が、ネット経由で届いている。なにもできませんが心の中ではいつも味方のつもりです。
うちの実家界隈は田舎なので、まだ差し迫った状況ではないが、それでも身内から万一のことがあったときの「延命措置は希望しません」というメモや、弔事に関するあれこれを託されたりして、ぎくりとした。どんな顔をしたらいいのかわからないというのは、こういう時のことを言うのだろうか? まさか笑うわけにはいくまい。
こんなご時世であっても、花が咲く時季が来れば花は咲く。家にこもりがちな身内の気晴らしに、花を見に行った。行き先は、車から見られるということで去年と同じ岐阜県海津市の輪中堤防と、3週間前に行ったら早すぎた同じく海津市の木曽三川公園、いずれもリピートである。
まずは輪中堤防から。去年の記事はこちら。
断続的に10キロ弱ほども続くソメイヨシノの並木が、車窓から眺められる。そのわりに花見客は多くなく、いわば穴場と言えよう…とここに来るたび毎度同じことを書いてるな。
とは言え今年は週末に出かけたこともあって、他の花見の車も例年よりは多く見かけたような気がした。それでも今流行りの "ソーシャルディスタンス" は問題にならないはず。流行るなよそんなもの…という自己突っ込みも毎度同じだな。
今年も車を停めやすそうなところで降りて、スマホカメラで写真を撮ってみた。
カーブの向こうに続くサクラ並木が、ちょっとすごいでしょ? これでも一部です。
土手の黄色い花はタンポポだ。
タンポポの接写。
サクラの接写も貼っておこう。
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もう一箇所、別のところで降りてみた。ここは菜の花との共演が鮮やかだった。
土手にいっぱい自生しているのは、耕作種のアブラナの種が飛んで野生化したものだろうか? 同じような菜の花が畑の畔に植えられているところも見かけた。
写っている川面は、大榑川という川のもの。水辺のサクラは、なんか好き。
この項、続きます。
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