Ϛとは - わかりやすく解説 Weblio辞書 (original) (raw)
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この項目では、ギリシャ文字のϚ(スティグマ)について説明しています。キリル文字については「Ҁ」を、グルジア文字のႺについては「ც」を、スティグマのその他の用法については「スティグマ」をご覧ください。 |
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Ϛ, ϛ(スティグマ、stigma)はギリシア文字の1つである。Σ(シグマ)とΤ(タウ)との合字から生まれた。ギリシア数字で6を表すのに用いられる。現代ギリシア語では、よく似た文字であるシグマの語末形 "ς" で代用されるが、本来は別の字である。
概要
9世紀から10世紀にかけてギリシア文字の小文字が普及し、στ が合字として や
のように書かれるようになった(三日月形のシグマが用いられている)。これが直接の由来である。
今日の活字体では、シグマの語末形 "ς" に比べて、スティグマのほうが上の部分の曲がりが大きく、また線の右に出る部分が長い傾向がある。歴史的にはさまざまな形で書かれた。
今日のギリシアでは、数字の6を表す際、ϛʹ よりも ΣΤʹ や στʹ が使われることが多い。
符号位置
大文字 | Unicode | JIS X 0213 | 文字参照 | 小文字 | Unicode | JIS X 0213 | 文字参照 | 備考 |
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Ϛ | U+03DA | - | ϚϚ | ϛ | U+03DB | - | ϛϛ |
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