アガペとは何? わかりやすく解説 Weblio辞書 (original) (raw)
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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/08/26 15:24 UTC 版)
アガペー(古代ギリシア語: ἀγάπη[注釈 1])は、キリスト教における神学概念で、神の人間に対する「愛」を表す。神は無限の愛(アガペー)において人間を愛しているのであり、神が人間を愛することで、神は何かの利益を得る訳ではないので、「無償の愛」とされる。また、それは不変の愛なので、旧約聖書には、神の「不朽の愛」と出てくる。新約聖書では、キリストの十字架上での死において顕された愛として知られている。
- ^ a b ラテン文字化:agápē
- ^ ラテン文字化:erōs
- ^ ラテン文字化:philia
- ^ ラテン文字化:storgē
- ^ 「フィリアーの愛」は、少年愛を意味する paidophilia などで、すでに限定的な用法が存在したため、既存のニュアンスを多く含まない「愛」として、「アガペー」という言葉が適切であった。また「アガペー」が採択されたことには、プロティノスの影響もある。
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