「アッシュール」の意味や使い方 わかりやすく解説 Weblio辞書 (original) (raw)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/04/29 21:18 UTC 版)
バービルムの北に位置する大国。傭兵シャムシ=アダドによって、都が落ちた。国土は広大だが、普段は北方の山岳民や蛮族の侵入の攻防に忙殺されるなど、国力はラルサに遠く及ばない。 シャムシ=アダド バービルムの北方の国・アッシュールの王。20代後半。無精ひげの精悍な男。傭兵でありながら、たった1人でアッシュールの都を陥落させ、自ら王を名乗った。10年弱で四方世界の半分近くを制覇した英雄。ラルサのアッシュールへの北上を防ぐ堤としてバービルムを利用しようと画策する。文字は読めない。 エレール シャムシ=アダドの娘。神秘的な雰囲気を醸し出す。14歳の少女だが、外見は20代に見紛われることもあるほど大人びている。父に厳しい罵り言葉を発するが、その実、互いに愛情に満ちており、父のためなら破滅してもよいと思っている。たとえ禁忌であろうと父の子を産みたいとさえ願う。“エレール”は純潔の意。シュメール時代に失われたとされる、鳥の飛翔による翼の動きで占卜を行う占いの技術を有する。神の小胞に触れることができる。文字の読めない父のために独学で文字を読めるようになった。上の兄2人のあまりの無能さに呆れる。 イシュメ=ダガン シャムシ=アダドの長男。18歳。アッシュールのエカルアトムという都市を治めている。シャムシ=アダドが10歳の時の息子という噂がある。猜疑心を持たない単純な男。父がエレールのみを連れ歩くことに、親子の間に距離を感じており、劣等感を抱いている。 ヤスマフ=アダド シャムシ=アダドの次男。
※この「アッシュール」の解説は、「四方世界の王」の解説の一部です。
「アッシュール」を含む「四方世界の王」の記事については、「四方世界の王」の概要を参照ください。