アネハヅルとは何? わかりやすく解説 Weblio辞書 (original) (raw)
アネハヅル |
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保全状況評価[1] |
LEAST CONCERN(IUCN Red List Ver.3.1 (2001)) |
分類 |
ドメイン : 真核生物 Eukaryota 界 : 動物界 Animalia 門 : 脊索動物門 Chordata 亜門 : 脊椎動物亜門 Vertebrata 綱 : 鳥綱 Aves 目 : ツル目 Gruiformes 科 : ツル科 Gruidae 属 : アネハヅル属 Anthropoides 種 : アネハヅル A. virgo |
学名 |
Anthropoide virgo(Linnaeus, 1758) |
英名 |
Demoiselle Crane |
Grus virgo
アネハヅル(姉羽鶴、学名:_Anthropoides virgo_)は、ツル目ツル科アネハヅル属に分類される鳥類の一種。
現在確認されている鳥類の中では特に高々度、5000から8000メートルもの高さを飛ぶ鳥として知られており、ヒマラヤ山脈も越える渡りをする。
形態
全長約90cmと、ツル科の中で小さい。
生態
分布
チベット高原など旧北区の温帯域で繁殖し、インド亜大陸や北東アフリカ、中東などで越冬する。日本には稀に迷鳥として渡来する。2007年6月、青森県としては33年ぶりに渡来した[2]。江戸時代にも捕獲され、将軍へ献上された記録があり、絵図が描かれている[3]。
薬効
アネハヅルの脂肪を精油したものを蓑羽鶴油(サイウカクユ)と呼ぶ。秋に捕獲し、脂を採取する。皮膚のひび割れ、手の痺れ、肌荒れに用いる[4]。
脚注
- ^ BirdLife International (2008). "Grus virgo". IUCN Red List of Threatened Species. Version 2008. International Union for Conservation of Nature. 2008年12月3日閲覧。
- ^ アネハヅル、33年ぶりに本県飛来 - 東奥日報 2007年6月27日(2007年7月3日時点のアーカイブ)
- ^ “江戸時代の博物誌 > 第3章 珍禽奇獣異魚 | 描かれた動物・植物”. 国立国会図書館. 2013年1月19日時点のオリジナルよりアーカイブ。2008年12月3日閲覧。
- ^ 森井 啓二『ホメオパシー マテリアメディカ大全1(Abel-Agar)』エンタプライズ、2008年7月27日、291頁。ISBN 978-4-87291-188-6。
外部リンク
ウィキメディア・コモンズには、**アネハヅル**に関連するメディアがあります。
- BirdLife Species Factsheet
- Demoiselle Crane - Animal Diversity Web