イヴァン・フィッシャーとは - わかりやすく解説 Weblio辞書 (original) (raw)
イヴァン・フィッシャー | |
---|---|
![]() |
|
基本情報 | |
原語名 | Iván Fischer |
生誕 | (1951-01-20) 1951年1月20日(74歳) |
出身地 | ![]() |
学歴 | ウィーン音楽院 |
ジャンル | クラシック音楽 |
職業 | 指揮者 |
著名な家族 | 兄・アダム・フィッシャー |
イヴァン・フィッシャー(Iván Fischer, 1951年1月20日 - )は、ブダペスト生まれのハンガリーの指揮者。兄のアダム・フィッシャーも指揮者として活動している。
ハンガリー名はフィッシェル・イヴァーン(Fischer Iván)というが、ドイツ語風に姓名を転倒した名前で広く知られている。
人物・来歴
ウィーン音楽院でハンス・スワロフスキーに師事し、ウィーン交響楽団などへの客演で正統な音楽を作っている。ユダヤ系ハンガリー人で、父シャーンドル、兄アダム、従兄弟ジェルジも指揮者という音楽家の家族である。
ブダペスト祝祭管弦楽団の創設者であり、音楽監督である。
代表盤は、音楽監督を務めるブダペスト祝祭管弦楽団との、バルトークやコダーイ、ドヴォルザークの作品など。
2008年から2010年までワシントン・ナショナル交響楽団の首席指揮者、2012年より2018年までベルリン・コンツェルトハウス管弦楽団の首席指揮者を務めた。また、2021年よりロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団の名誉客演指揮者(honorair gastdirigent)。
客演指揮者としても一流のオーケストラと共演を重ね続けており、ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団、ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団、バイエルン放送交響楽団などに定期的に招待されている。
これまでにフランス芸術文化勲章シュヴァリエを叙勲、2006年にはハンガリーで最も名誉あるコシュート賞を受賞した。同氏はブダペストの名誉市民でありハンガリー文化大使でもある。
また、ロンドンのロイヤル・アカデミー・オブ・ミュージックの名誉会員。
外部リンク
ブラームスの『ハンガリー舞曲』第17番演奏を指揮するフィッシャー