エウリュビアーとは - わかりやすく解説 Weblio辞書 (original) (raw)

エウリュビアー古希: Εὐρυβία, Eurybiā)は、ギリシア神話女神、あるいは人間の女性である。長母音を省略してエウリュビアとも表記される。

の2名が知られている。以下に説明する。

目次

ポントスの娘

ガイアとポントスの娘で、ネーレウスタウマースポルキュースケートーと兄弟[1][2]ティーターンクレイオスと結婚して、アストライオスペルセース、パラースの3人の有名な子孫を残した[3][4]。エウリュビアーは、ポセイドーンの支配下の副次的な海の女神である。

エウリュビアーは、ヘーシオドスの叙事詩『神統記』、そしてアポロドーロスの作品『ビブリオテーケー』で、簡潔に触れられている。

テスピオスの娘

テスピオスの50人の娘の1人。ヘーラクレースとの間にポリュラーオスを生んだ[5]

脚注

  1. ^ ヘーシオドス、233行-239行。
  2. ^ アポロドーロス、1巻2・6。
  3. ^ ヘーシオドス、375行-377行。
  4. ^ アポロドーロス、1巻2・2-2・3。
  5. ^ アポロドーロス、2巻7・8。

参考文献

関連項目

エウリュビアは、北米の草花アスター(en:Aster)の1種の名前でもある。

ギリシア神話
神々 オリュンポス十二神 ゼウス ヘーラー アテーナー アポローン アプロディーテー アレース アルテミス デーメーテール ヘーパイストス ヘルメース ポセイドーン ヘスティアーディオニューソスティーターン神族ティーターン十二神 オーケアノス コイオス クレイオス ヒュペリーオーン イーアペトス クロノス レアー テイアー テミス ムネーモシュネー ポイベー テーテュースティーターンの後裔 ヘーリオス セレーネー エーオース アストライオス レートー アステリアー ペルセース アトラース プロメーテウス エピメーテウス メノイティオス パラース ポースポロス ヘスペロス ヘカテー原初の神々 カオス ガイア アナンケー タルタロス エロース / パネース エレボス ニュクス アイテール ヘーメラー ウーラノス ウーレアー ポントス / タラッサ アイオーン / クロノスその他の神々 ヘカトンケイル キュクロープス ハーデース ペルセポネー エリーニュス エリス アーテー アドラステイアー ネメシス カローン レーテー ビアー ニーケー クラトス ゼーロス アパテー タナトス ヒュプノス ヘスペリス ピロテース オネイロス エイレイテュイア イーリス ヘーベー ムーサ ホーラ モイラ カリス アスクレーピオス パーン アリスタイオス プリアーポス アクリュースニュンペー オーケアニス ネーレーイス ナーイアス ドリュアス / ハマドリュアス オレイアス アルセイス ナパイアー ランパス プレイアデス ヒュアデス ニュシアデス ヘスペリデス ヘーリアデス アマルテイア トリーアイ メリアス メンテー ダプネー ブリトマルティス
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英雄 ペルセウス カドモス ヘーラクレース イアーソーン ディオスクーロイ テーセウス アキレウス オデュッセウス アイネイアース
出来事 ティーターノマキアー ギガントマキアー 7将によるテーバイ攻め カリュドーンの猪狩り アルゴー船の冒険 ヘーラクレースの12の難行 エピゴノイ 不和の林檎 パリスの審判 トロイア戦争 ヘーラクレイダイの帰還
アイテム アイギス アキレウスの盾 トリアイナ 黄金の林檎 アスクレピオスの杖 ヒュギエイアの杯 豊穣の角 金羊毛
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原典 神統記 イーリアス オデュッセイア ホメーロス風讃歌 アルゴナウティカ 変身物語 アエネーイス ビブリオテーケー ディオニュソス譚 ギリシア案内記 ギリシャ神話集
芸術 古代ギリシアの陶芸 三美神 ウェヌス・アナデュオメネ レダと白鳥
関連項目 固有名詞 古代ギリシア ミノア文明 ローマ神話 ギリシア悲劇 変身譚 星座 神託 ギリシア哲学 ドーリア人 アトランティス大陸