「エックスバンドレーダー」の意味や使い方 わかりやすく解説 Weblio辞書 (original) (raw)

読み方:エックスバンドレーダー
英語:X-band Radar

Xバンド呼ばれる周波数帯域使用するレーダー総称。およそ7GHz~12GHzの周波数使用される広域高頻度・高分解能対象観測が可能であるという特徴がある。主に気象観測通信などに利用されている。

国土交通省全国26箇所にXバンドレーダーを配置し雨量観測行っている。2010年にはインターネット通じた降水予測情報リアルタイム配信試験的に開始している。

気象庁では「降水ナウキャスト」と呼ばれるレーダー使用して5分間隔の雨量予測行っている。降水ナウキャスト解析範囲は約1キロメートル単位とされるが、国土交通省のXバンドレーダーは250メートル単位解析を行うことが可能である。

2012年1月現在、気象庁2013年以降実用化目標として、国土交通省のXバンドレーダーを気象予測活用できるシステム整備する発表している。

関連サイト
XバンドMPレーダ雨量情報
Xバンドレーダの導入について - 国土交通省

2012年1月5日更新