グラフト重合とは何? わかりやすく解説 Weblio辞書 (original) (raw)

様々な共重合体の模式図。(1) 一般的な重合体、(2) 交互共重合体、(3) ランダム共重合体、(4) ブロック共重合体、(5) グラフト共重合体。

共重合(きょうじゅうごう、: copolymerization)とは、2種類以上のモノマーを用いて行う重合のこと[1]。生成するポリマーは共重合体 (: copolymer) と呼ばれる。2種類のモノマーを用いて生成されたポリマーは二元共重合体(バイポリマー)、3種類のモノマーを用いて生成されたポリマーは三元共重合体(ターポリマー)と呼ぶ[2]

例としては、スチレンゴム(SBR)スチレンブタジエンの共重合)、ダイネル(アクリロニトリル塩化ビニルの共重合、ユニオン・カーバイド商標化学繊維)など。

重合機構や配列順序から以下のように分けられる。

参考文献

  1. ^IUPAC - copolymer (C01335)”. The IUPAC Compendium of Chemical Terminology. IUPAC. doi:10.1351/goldbook.C01335. 2020年5月8日閲覧。
  2. ^共重合”. 2014年1月1日閲覧。