「たこ殴り(たこなぐり)」の意味や使い方 わかりやすく解説 Weblio辞書 (original) (raw)
これでもかというくらいにめためたに殴る、延々と殴り続ける、完膚なきまでに叩きのめす、という動作を指す俗な表現。大勢で囲って袋叩きにする、という意味で用いられる場合もある。
「たこ殴り」という慣用表現の語源や由来(なぜ「たこ(蛸)」なのか?)は、いまひとつ定かでない。
たとえば、タコを調理する際、身をさんざん叩いて柔らかくするという下処理が行われるが、これを「たこ殴り」の語源とする説はある。
または、「タコの8本足」という発想から、手数を費やして殴りに殴る、という姿をタコになぞらえた、という解釈も成り立つ。
あるいは、さんざん叩きのめされた者がぐったりしている様子を、骨がないタコの姿に見立てている、という解釈もあり得る。