「ダメージ」の意味や使い方 わかりやすく解説 Weblio辞書 (original) (raw)

別表記:ダメージ

「damage」とは、損害被害損傷のことを意味する表現である。

「damage」とは・「damage」の意味

「damage」は、不可算名詞として用いた場合、「損害」や「被害」、「損傷」などを意味する英単語となる。「主語+damage+目的語」という形で用いられることが多い。動詞として用いると、「損害与える」、「(健康を)害する」といった意味になる。

「damage」のスラングとしての意味

損害」などを意味する「damage」は、スラングとして用いられることも多い。その場合は、「費用」、「支払い」、「勘定のような表現になる。例えば、「stand the damage(その費用支払う)」といった言い回しをされる。

「damage」の複数形

「damage」の複数形は、「damages」である。

「damage」の発音・読み方

「damage」の発音記号は、「dˈæmɪ」である。発音記号の「dˈæ」は「ダァ」、「mɪ」は「ミィ」、「」は「ヂュ」と発音される。そのため、ネイティブ発音は「ダァミィヂュ」に近い音になる。カタカナ英語として用い場合は、「ダメージ」と表記される

「damage」の活用変化一覧

・damaging(現在分詞
damaged過去形
damaged過去分詞
damages三人称単数現在
damages複数形

「damage」の語源・由来

「damage」の語源は「damnum(損害)」である。古期フランス語の「damage(損害)」、ラテン語の「damnaticum(損害)」、ラテン語の「damnum(損害)」のように変化し現代英語用いられる「damage」が生まれた

「damage」と「damages」の違い

「damage」と「damages」の大きな違い品詞だ。「damages」は「damage」の複数形で、名詞として用いられるまた、「damage」は「損害」や「被害」、「損害与える」、「害する」などの意味を持つが、「damages」は「損害賠償」、「損害賠償金」、「損害賠償額」といった意味になる。

「damage」を含む英熟語・英語表現

「make damage」とは

「make damage」とは、「損害を与える」、「被害を与える」、「破損させる」といった意味合いの表現である。「I make damaged his car.(私は彼の車を破損させてしまった。)」のように用いられる。

「damage to」とは

「damage to」とは、「~に損害を与える」、「~に損傷を与える」といった意味を持つ表現だ。例文にすると、「His punch did a lot of damage to my stomach.(彼のパンチは、私のお腹に大きな損傷を与えた。)」のようになる。

「emotional damage」とは

「emotional damage」とは、「心の傷」、「精神的な傷」といった意味の表現である。「This incident caused him great emotional damage.(今回の事件で、彼は心に大きな傷を受けた。)」、「This inspection causes him great emotional damage.(この検査は、彼に大きな精神的苦痛を与える。)」のように用いることができる。

「liquidated damages」とは

「liquidated damages」とは、「予定損害賠償」を意味する表現だ。誰かが契約違反を起こした時、どの程度の損害賠償額が発生するのか、予め約定しておくことを「liquidated damages(予定損害賠償)」と言う。

「brain damage」とは

「brain damage」とは、「脳の損傷」、「脳損傷」を意味する表現である。脳細胞が破壊されること、または変性してしまうことを「brain damage(脳損傷)」と呼ぶ。「My father suffered brain damage due to his illness.(私の父は病気のせいで脳損傷になった。)」のように用いられる。

「damage」の使い方・例文

「damage」は、「損害」、「被害」といった意味で用いられることが多い英単語だ。「You must pay for the damage you caused to his car.(あなたは彼の車に与えた損害賠償をしなければならない。)」、「This village was severely damaged by the disaster.(このは、震災大きな被害受けた。)」のように、「人そのものではなく身体の一部」や「物」に対して使われることが多い。

「damage」は、「傷つける」、「害する」「被害を受ける」など動詞として用いることもできる例文としては、「This scandal has done a great deal of damage to his image.(今回スキャンダルは、彼のイメージ大きく傷つけた。)」、「The terrible drought has damaged the crops growing in the fields.(酷い干ばつにより、畑で育てている農作物被害受けた。)」などが挙げられる例文は他にも以下のようなものがある。

・The roof of the house was damaged due to heavy snowfall.(大雪のせいで、家の屋根が傷ついてしまった。)
・The vacuum cleaner I had just purchased was damaged immediately.(購入したばかりの掃除機が、すぐに破損してしまった。)

2023年2月17日更新